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Author:SOULKYOTO
キャッチフレーズは【東京生まれの東京育ち、でも魂は京都人】勝手に京都観光大使、キョウター(京都を愛する人)、京都ひとり電通を自称しています。2012年から始めた京都紹介ブログ『魂京都』はおかげさまで2022年9月9日に満10周年を迎えました。ツイッターでは日々の京都の情報を常時発信中。有名観光地から町角の石仏まで京都の全てを愛する、みうらじゅん(京都市出身)になりたい50代のおっさんです。京都の好きな飲酒スポットは木屋町。

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2023年04月27日(木)

【梅】その4 C62形 蒸気機関車のモニュメント

カテゴリ:【梅】梅小路みんながつながるプロジェクト
~京都駅から梅小路公園の間に設置された、「梅小路みんながつながるプロジェクト」のオブジェクトをご紹介します。

ミニブログコーナー:しばらく更新が滞っておりました。実は体調不良のため、仕事を休職しております。ブログの方もしばらくお休みさせて頂くことに致しました。調子の良い時には更新することもあるかもしれませんが、必ず復活はしますので、どうか長い目で見て頂けますと嬉しいです。なおTwitterの方は、毎日更新します。
C62形蒸気機関車のモニュメント R05.02.12撮影

C62形蒸気機関車のモニュメント R05.02.12撮影

C62形蒸気機関車のモニュメント R05.02.12撮影
梅小路みんながつながるプロジェクトC62形蒸気機関車のモニュメント R05.02.12撮影

4つめのモニュメントもデゴイチに続き、同じく蒸気機関車のモニュメントです。製作者はこのブログではもうおなじみの?京都市立芸術大学・八杉和興さん。こちらのC62形蒸気機関車も、1号機と2号機が梅小路公園の鉄道博物館に保存されています。

C62形蒸気機関車のモニュメント R05.02.12撮影
梅小路みんながつながるプロジェクト・C62形蒸気機関車のモニュメント R04.12.3,12.18撮影

設置場所はD51のモニュメントを通り過ぎ、そのまま京都駅ビル沿いを西に70メートルほど進んだあたりで、道路の反対側は京都郵便局の南面です。D51と同じく、台座に対して斜に向かって置かれています。

京都鉄道博物館・C62形蒸気機関車1号機(Wikipediaより)
京都鉄道博物館に保存されているC62 1号機(Wikipediaより)

C62の愛称は「シロクニ」。C62は松本零士先生のアニメ、「銀河鉄道999」のモデルになっていることでも知られています。1948(昭和23)年から1949(昭和24)年の間に49両が製造された、国内最大の旅客用蒸気機関車です。

C62形蒸気機関車のモニュメント・燕のマーク R04.12.18撮影
C62形蒸気機関車のモニュメント・つばめマーク R04.12.18撮影

C62 2 東海道本線で特急「つばめ」を牽引したあかしである「スワローエンジェル」(つばめ)マーク(Wikipediaより)
C62 2号機のつばめマーク(Wikipediaより)

両サイドの除煙板(デフレクター)に、つばめマークが取り付けられているのは、昭和20年代に東海道本線の特急つばめで活躍し、スワローエンジェルの名で親しまれているC62の2号機です。そのため、こちらのモニュメントのモチーフは、京都鉄道博物館にある2号機ということになります。もちろんモニュメントの両側にも、つばめマークが。ちなみに2号機は1948(昭和23)年5月、日立製作所の笠戸工場で製造されました。

京都鉄道博物館・C62形蒸気機関車1号機(Wikipediaより)
京都鉄道博物館に保存されているC62 2号機 Wikipediaより

C62形蒸気機関車のモニュメント R04.12.18撮影
C62形蒸気機関車のモニュメント R04.12.18撮影

C62の2号機は現在、京都鉄道博物館で他の3台の蒸気機関車と共にSLスチーム号の牽引機として、博物館内を往復1キロ走行しておりますので、乗車体験することもできます。高校生以下100円、高校生以上300円で乗車可能です。(牽引機、時刻表はこちらから)
C62形 蒸気機関車のモニュメント(モニュメント全体の配置図(PDF))

R04.12・R05.02取材/R05.04UP
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2023年04月20日(木)

【食】タマゴサンドの信者になりました・・・スマート珈琲店

カテゴリ【食】:京都で食べる
~私が京都で食べた店、食べたい店をご案内します。味音痴なのでグルメガイドはできません。まずかったり、印象悪かった所は掲載していませんので。
ミニブログコーナー:ウチの裏に小さな竹藪がありまして、毎年そこの地主さんがたけのこを掘って、無人売店で売ってくれます。300円と500円のがあるんですが、安くて結構大きい。去年は買い損ねたので今年は500円のを2本買いましたか。たけのこご飯にして食べたら、これがまた美味しい。気持ち的には、長岡天神の錦水亭にも負けてないかもです。また来年が楽しみだ。
寺町通 R05.02.11撮影
朝の寺町通 R05.02.11撮影

全国的にパンとコーヒーの消費量が多いと言われる京都市ですが、朝から行列のできる喫茶店も幾つかあります。今回ご紹介するスマート珈琲店もその一つ。前を通ると、午前中はたいがい列が出来ているお店です。10年ほど前にも店舗は違いますが、藤田御大を思って飲むコーヒー~スマート珈琲店 太秦店で記事にさせて頂いたことがあります。

スマート珈琲店 R05.02.11撮影
スマート珈琲店 R05.02.11撮影

五条から四条を越えて寺町通に入り、朝8時過ぎにお店に到着しました。営業時間は8時からですが、店内はすでに満席。10人くらいの人が、外で並んでいます。昨年12月に妻と訪れた時よりは、少なめな感じですが、並んだそばから、私の後に列ができていきました。

スマート珈琲店  R05.02.11撮影
スマート珈琲店  R05.02.11撮影

この日は少し早く来た甲斐もあって、30分弱で入店の案内。小さいテーブルの席が一つあったので、そこでよければということで、もちろん快諾しました。昨年は30分以上待ったと思います。

スマート珈琲店・モニュメント R04.12.03撮影
スマート珈琲店・モニュメント R04.12.03撮影

さすが食べログ喫茶店百名店に20212022年と選ばれているお店です。

スマート珈琲店・店内 R05.02.11撮影
スマート珈琲店・店内の置物 R05.02.11撮影

満席なので、写真の撮影は遠慮しましたが、クラシックが流れる店内は、茶色と白でまとめられた落ち着いた雰囲気。木目の壁や柱が温かみのある感じです。空腹なので、コーヒーの香りも堪りません。

スマート珈琲店・メニュー R05.02.11撮影
スマート珈琲店・メニュー R05.02.11撮影

モーニングセット的なものがないのは残念ですが、注文したのは、珈琲(600円)ともちろんタマゴサンド(800円)です。12月の時と全く同じものを注文しました。というのも、前回でこちらのタマゴサンドの絶対的信者になったから。

スマート珈琲店・タマゴサンド R05.02.11撮影
スマート珈琲店・タマゴサンド R05.02.11撮影

タマゴサンドの具は、よくあるタマゴサラダではなく、少し塩気のある、焼き立ての卵焼きが挟んである独特なスタイルです。塩の瓶も出してくれるので、お好みで塩を少し足しても良いかもしれません。軽くたまごがじゅくじゅくしてるのも美味しいです。

スマート珈琲店・タマゴサンド R05.02.11撮影
スマート珈琲店・タマゴサンド R05.02.11撮影

ふんわりと柔らかいパンも魅力的で、濃いめのコーヒーによく合う極上のタマゴサンドです。ありきたりなフレーズですが、こちらのタマゴサンドにもうヤミツキ。

スマート珈琲店 自家製プリン R04.12.03撮影
スマート珈琲店 自家製プリン R04.12.03撮影

今回は頂きませんでしたが、こちらは前回、妻が注文した時の自家製プリン(650円)。少し分けてもらいましたが子供の頃、食べた気がする懐かしい昭和っぽいカラメルの味でした。プリンの硬めな食感も最高です。

スマート珈琲店  R04.12.03撮影
スマート珈琲店 オリジナル缶入り珈琲 R04.12.03撮影

列ができてるので、あまりゆっくりできないのが難点ですが、レジで袋入りのコーヒーをお土産に購入しました。どちらも200g入りで、袋は1,400円、缶は2,100円。豆、粉どちらでも選べます。
スマート珈琲店:京都府京都市中京区天性寺前町537

R04.12・R05.02取材/R05.04UP

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2023年04月17日(月)

【ト】先斗町の狸 その1

カテゴリ:【ト】京都のトピック
~京都の街で見かけた面白いもの、興味深いもの、変わったものetc...魂京都が集めた小ネタをどうぞ。

ミニブログコーナー:先日、実家に帰った際、子供の頃によく連れて行ってもらった釣り堀に行ってきました。もちろん普段釣りなどしないので、小さい金魚の池で釣ったのですが、30分で2匹ほど釣れました。ものすごく懐かしかったです。もちろん2匹とも連れ帰りましたが、残念ながら1匹は死んでしまいました。残りの1匹は1ヶ月ほど隔離して、病気など無ければ、ドラム缶で飼っているうちの金魚4匹と合流させる予定です。
柳小路・八兵衛大明神_R04.09.09撮影
柳小路・八兵衛大明神 R04.09.09撮影

四条河原町交差点の北西角の裏手には、柳小路という小さな路地があります。この辺りは、かつて歓喜光寺という寺の境内で、六兵衛、七兵衛、八兵衛という狸が住んでいたと伝わっており、現在、八兵衛大明神という祠が残っています。7年ほど前、当ブログでも「柳小路のお狸様」というタイトルで、ご紹介させて頂きました。

辰巳大明神_R03.08.15撮影
辰巳大明神 R03.08.15撮影

昨年にも、辰巳大明神から始まる「祇園の狸と狐」という話をその1その2の2話に分けてご紹介しました。

東木屋町ビル_R04.09.09撮影
木屋町ビル R04.09.09撮影

調べてみると、実は先斗町にも狸にまつわるエピソードが伝わっていました。三条と四条の間の木屋町通に、東木屋町ビルという建物があります。木屋町通の東側、立誠ガーデンの前あたりです。ビルの内部には先斗町通につながる、15番路地とよばれる路地があります。もちろん飲食店が軒を連ねる路地なので、夜の方が華やかです。

先斗町5番路地 R04.12.17撮影
先斗町5番路地 R04.12.17撮影

余談ですが、並行して南北を走っている木屋町通と先斗町通の間には、それをつなぐ風情のある路地がたくさんあります。かつては30~50本はあったそうですが、現在、残っている路地は20本ほどだそうです。
「地域景観づくり計画書」25P目  先斗町まちづくり協議会 H24.6.21認定

先斗町・路地番号の札 R04.12.17撮影
先斗町・路地番号の札 R04.12.17撮影

路地には番号がついており、木札に通りの番号と通り抜けができるかどうか書かれています。

東木屋町ビル・十五大明神_R04.09.09撮影
東木屋町ビル・十五大明神 R04.09.09撮影

15番路地を入っていくと、路地の途中、といってもビルの中ですが、小さな祠が祀られています。祠の前にはきちんと新しい花も供えられ、どなたかによってきちんと管理されていることがわかります。

十五大明神・提灯_R04.09.09撮影
十五大明神・提灯 R04.09.09撮影

もう少し詳しく祠の場所を説明すると、15番路地を木屋町側から入って先斗町に向かって左手、2階に上がる階段の前あたりです。真っ赤な十五大明神と書かれた、提灯のある場所が目印です。夜になると、提灯が点灯します。

十五大明神  R04.09.09撮影
東木屋町ビル・十五大明神 R04.09.09撮影

比較的年季の入った千社札が、祠とその周辺の至る所にたくさん貼られているので、最近造られたものではないことがわかります。

十五大明神・扁額  R04.09.09撮影
十五(そご)大明神・提灯 R04.09.09撮影

こちらは十五大明神とよばれており、外観から想像はつきませんが、狸を祀っています。「十五(そご)」というのは、この路地が15番路地であることからついた名前でしょう。「十」を「そ」と読むのは、過去に西武と合併したデパート、「十合(そごう)」の例があります。

十五大明神  R04.12.17撮影
十五大明神  R04.12.17撮影

私は7,8年ほど前から、ここの前の階段(木屋町側)から2Fに上がるママトルティ―というバーによく顔を出しますが、大変失礼ながら、十五大明神には全く気付いていませんでした。


ビルの中の小さな祠ですが、グーグルマップにも「狸を祀る神社」として、表示されています。


ちなみにすぐそばに「隠れた神社」の表示もありますが、これはどうも十五大明神の間違いのようです。住所は先斗町たばこやビル3Fとなりますが、こちらのビルの3Fはイタリアンのお店でした。(「隠れた神社」が見えない場合は、地図を拡大してみて下さい。)

東木屋町ビル・十五大明神_R04.09.10撮影
東木屋町ビル・十五大明神 R04.09.10撮影

なぜこの場所に、十五大明神という祠があるのでしょうか。そこで由来を調べてみると、不思議なことがわかりました。1978(昭和53)年4月27日未明*1、先斗町で大火事があり、南側からこの辺りまで延焼してきたのですが、この15番路地で火の手が止まり、そこには真っ二つに割れた狸の置物があったというのです。

火事の日付には諸説ありますが、下記のサイトの新聞記事(16P目)でこの日付で確定としました。
*1地域で考える防災対策~災害に強いまちづくり~京都・先斗町火災事例から学ぶ 草津市機能別消防団衣笠総合研究機構 歴史都市防災研究所 金 度源


先斗町・ますだ R04.12.17撮影
先斗町・ますだ R04.12.17撮影

建物が密集している先斗町のこと、もっと延焼しても不思議でなかったはずです。割れた狸の置物が、この火事を防いでくれたと考えた15番路地の先斗町側にある、小料理屋「ますだ」の女将さんが、この十五大明神をこちらに祀ったのです。時期を考えると、1978(昭和53)年頃、この場所に十五大明神が祀られたということになります。このあたりの飲食店のオーナーに伺うと、昔はお賽銭を入れると、祠からアナウンスが流れたのだとか。

十五大明神・賽銭箱  R04.09.09撮影
十五大明神・賽銭箱  R04.09.09撮影

その昔はここにお金を入れると パッと明かりがついて、京都弁まるだしの女性のアナウンスが流れ「♪ポンポコポンポコようこそ!ようおまいりやしとくれやした あんたはんのおみくじは 大吉どす」みたいな感じでみんなの行く末を占ってくれたそうなんです。
ここは昭和53年に先斗町で大火事が起こった時にここで火事をくいとめてくれた狸さんがいた場所なんです。(本物じゃないですよ置物です)先斗町の15番路地の角にある「ますだ」さんというお店がその火事から守ってくれた狸さんをお祀りされたそうでアナウンスの声はそこの女将さんなんです。

むつずかん 夜の十五大明神さん探検 2014.07.30

15番路地(先斗町側から) R04.12.17撮影
15番路地(先斗町側から) R04.12.17撮影

やはり京都のあらゆる場所には神様がいる・・・そんなことを思わせてくれる十五大明神のお狸様のお話でした。
R04.09・R04.12取材・R05.04UP

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2023年04月14日(金)

【錦】松鷹(まつたか)図~錦市場 渡半~

カテゴリ:【錦】夜間限定!錦市場の美術館
~若冲の出身地、錦市場の店舗のシャッターに描かれた若冲の絵画。夜にならないと鑑賞できない美術館です。

ミニブログコーナー:最近、ちょこちょこBSで「京都人の密かな愉しみ」再放送してますが、そろそろ第3シーズン放送の予感。とても楽しみにしています。桑田さんもラジオでファンであることを公言されていましたが、京都好きにはたまらない番組ですね。放送するならもう撮影していると思いますが、期待大で発表を待ちたいと思います。
松鷹図
松鷹図 R05.02.10撮影

松鷹図 R05.02.10撮影



松鷹図 R05.02.10撮影松鷹図 R05.02.10撮影松鷹図 R05.02.10撮影
R05.02.10撮影

《文字》
松鷹図
伊藤若冲 
松鷹図 一〇五・五×三九・四㎝

《解説》
「松鷹図」は、松の枝に止まった一羽の鷹を描いたもの。鷹は、背景の部分を墨で薄く塗ることで、白く浮かび上がらせるようにしている。一方、羽や腹の部分は、細い線や点でアクセントをつけており、若冲のほかの動物たちとは、かなり違った印象を与える。
この絵の大きな特徴は松葉の描き方にある。筆の先を切って不ぞろいにし、墨を少なく含ませて、こするようにして彩色してある。これは、葉の要素の細部まで丁寧に描き分ける若冲としては、かなり異なったやり方だ。
「心遠館若冲」との署名があり、製作時期の記載はない。松葉の描き方が、宝暦九年製作の「松鶴図襖(鹿苑寺大書院障壁画)」と似ていることから、同じ頃の作だと考えられる。
日本の美術 松鷹図:若冲プライス・コレクション

弾けるような松葉と丸味をおびた鷹。両者の比較は単純明快、松葉の激しい線の描き方と淡い墨汁使いから本図は40歳前後の制作と推察されるそうです。まだ若冲独自の様式が成立する前の過程を示す貴重な1本です。
GOOD BAD UGLY MAKE'S 田中 隆人 2013.08.08「松に鷹図」 伊藤若冲
渡半:京都府京都市中京区桝屋町503



渡半(鮮魚 魚類加工品 惣菜) 麩屋町通~御幸町通・南側(WEB)
R05.02取材/R05.04UP

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2023年04月11日(火)

【籤】たぬきみくじ・狸谷山不動院

カテゴリ【滞】:京のおみくじコレクション
~最近こういうおみくじ、よく見かけませんか?手軽に置物にできる京都のおみくじを集めてみました。
ミニブログコーナー:1月から続けている、3日ごとのブログの更新がそろそろ危なくなってきました。弾はたくさんあるのですが、メダカの産卵シーズンもはじまり、なかなかブログを作成する時間がとれていないのです。体調のこともあるので、そろそろ1週間おきにしようかなと思っていますが、一応、今週中はまだ仕込んだのがあるので、まだ大丈夫です!
狸谷山不動院・石段下_R04.12.29撮影
狸谷山不動院・石段下 R04.12.29撮影

狸谷山不動院は左京区一乗寺にある、真言宗修験道の寺院です。不動明王を本尊とし、難病平癒・ガン封じのご利益があります。狸谷の「狸」の文字は、こちらの不動明王が平安京の鬼門を守る、咤怒鬼(たぬき)不動明王と同じと云われたことから来ていると思われます。

狸谷山不動院・本堂_R04.12.29撮影
狸谷山不動院・本堂 R04.12.29撮影

この地を訪れると、険しい山を切り開いて建てたことが、体で感じられます。白川通から山に向かって歩いていくと、次第に坂が急になっていき、最後は250段の急な石段の上に、清水寺と同じ懸造の本堂が建っています。

狸谷山不動院・たぬきみくじ R05.02.05撮影
狸谷山不動院・たぬきみくじ R05.02.05撮影

こちらで授与されるのが、こちらの"たぬきみくじ"です。修験道・不動明王・急峻な山の上のある寺というイメージに反して、右のこぶしをあげて、軽く小首をかしげた愛らしい姿をしています。おへそが×なのも愛らしい。目の周り、白目、黒目の描き方がとても丁寧です。

狸谷山不動院・たぬきみくじ R05.04.09撮影
狸谷山不動院・たぬきみくじ R05.04.09撮影

後ろから見ると、どら焼きのような丸く大きな笠を阿弥陀にかぶっています。どちらかというと、大人の狸というよりも子狸といった雰囲気でしょうか?

狸谷山不動院・たぬきみくじ R05.04.09撮影
狸谷山不動院・たぬきみくじ R05.04.09撮影

背後から向かって、左側の小さなふくらみが尻尾です。それを体に巻き付るような形で、尻尾をうまく表現しています。

狸谷山不動院・たぬきみくじ R05.04.09撮影
狸谷山不動院・たぬきみくじ R05.04.09撮影

こちらのたぬきみくじは、本堂の手前の授与所で頂くことができます。残念ながら狸谷山不動院の公式WEBでは、今のところ頂くことができないようです。手に入れるには登るしかありません。"たぬきみくじ"、お納めは700円になります。
R04.12取材・R05.04UP

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