【滞】ハーヴェスト宿泊初体験の京都~その2 11/24

カテゴリ【滞】:京都での滞在記録
~備忘録も兼ねた京都での行動記録です。基本、取材旅行の過密スケジュールなので観光の参考にはならないと思います。後日、他のカテゴリで大きく取り上げる部分はさらっと流します。


ミニブログコーナー:年末ギリギリになってようやく更新することが出来ました。今年も1年間、魂京都をご覧頂きありがとうございました。当分は多忙な状況が続くので、更新がなかなかできないと思いますが、来年もどうぞ宜しくお願い致します。それでは皆様、良いお年を!
11月24日(火)の滞在記録
嵐山・渡月橋_H27.11.24撮影
嵐山・渡月橋 H27.11.24撮影

この日は嵐山散策から。ハーヴェストの送迎バスがあるので、一旦京都駅へ出て、そこからJR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅へ向かいました。タクシーで北野白梅町に出てそこから嵐電でという手もあったのですが、せっかく送迎バスがあるので、それを利用しました。クライアントは嵐山が初めてということなので、まずは嵐山の代表的風景の渡月橋から。上記の写真を撮った場所は、渡月橋の北側の東側ですが、渡月橋を撮影するのに、おそらく一番ポピュラーな場所かと思います。

天龍寺・曹源池_H27.11.24撮影
天龍寺・曹源池 H27.11.24撮影

この日も天気が悪く、雨がポツポツ降ったり止んだりのあいにくの天候です。次は渡月橋から天龍寺を訪ねてみました。拝観は諸堂参拝が可能なものと庭園のみのものがありましたが、人の多さに閉口して庭園のみに。池がよく見える縁側には人があふれています。庭園はあまり詳しくありませんが、二条城の二の丸庭園と天龍寺の曹源池庭園は粗削りなところが、私は好きです。

竹林の道_H27.11.24撮影
竹林の道 H27.11.24撮影

天龍寺境内の北側から、竹林の道に出ました。竹林はきちんと手入れしないとすぐに荒れてしまうそうで、美しい青竹の林の真ん中に、道が一本、伏見稲荷大社や金閣寺と並ぶ、京都の記号的スポットです。東京で言えば日曜日の原宿・竹下通りのような混雑、みなが立ち止まって撮影をするので余計に混みあいます。さらには一応、普通の道でもあるので、たまにタクシーも入って来る。よくテレビやCMでは無人の状態で撮影されているのですが、その風景を楽しむには、このあたりに宿泊して早朝に来ないとだめだろうなということをクライアントと話しながら歩きました。今度来るときはしっとりと地面が濡れている雨の早朝に来てみたい。

大河内山荘の石仏_H27.11.24撮影
大河内山荘の石仏 H27.11.24撮影

竹林の道を抜けたところにある大河内山荘へ。大河内山荘は入場料は1,000円と少し高いのですが、以前も友人に紹介して評判が良かったスポットです。入口の石仏にかかる紅葉がこの度で一番美しい紅葉でした。クライアントは、庭や建築、古い時代劇に興味がある方なので、この選択は大正解。大河内伝次郎が半生をかけて作り上げた山荘を堪能していました。最高部から一望できる京都市街の風景にも満足して頂けたようです。チケットはお抹茶席付なので、抹茶とお菓子を頂いて、山荘を後に。嵐山公園を抜けて、川沿いの"らんざん"の食事処"京雅"で松花堂のランチを頂きました。クライアントは次に来た時は、ここに宿泊して早朝の竹林の道を見たいと話していました。

大覚寺・心経法塔_H27.11.24作成
大覚寺・心経法塔 H27.11.24作成

天龍寺の前で上手くタクシーを捕まえたので、タクシーに乗って大覚寺へ。境内では独特な形状をした嵯峨菊の展示が行われていました。クライアントは京狩野の襖絵に興味を持ったようで、写真をたくさん撮影していました。撮影禁止でなかったのが嬉しかったとのこと。また大覚寺は時代劇ロケの聖地であることも説明しましたが、いまいちピンとこなかったようで、私としてはちょっと残念でした。写真は心経法塔ですが、時代劇ロケでは塔の前に露店などを出して、祭りの風景が演出されたりします。帰りしなに大沢池の畔の露店で小休止。店員さんから、最近増えた中国人観光客への対応に困っている話を聞きました。

仁和寺上空_H27.11.24撮影
仁和寺上空 H27.11.24撮影

運よく、大覚寺でもタクシーがすぐ捕まったので広沢池の前を抜けて仁和寺へ。仁和寺では御殿に入らず、観音堂も工事中だったので、境内をぐるっと一回りしただけですが、五重塔の辺りで、2機の航空機が異常に接近しながら飛んでいるのを見つけました。素人が見ても明らかに接近し過ぎなのがわかります。ニアミスかなにかで晩にはニュースになっているかと思いましたが、結局、なっておらず、ツイッターでもツイートされていませんでした。一体何だったんでしょうか。とても不思議です。

龍安寺・鏡容池_H27.11.24撮影
龍安寺・鏡容池 H27.11.24撮影

仁和寺から徒歩で金閣寺へ向かいたいとのクライアントの希望で、きぬかけの路を歩くことになりました。途中、龍安寺に立ち寄り、高名な石庭へ。石庭は相変わらずの人の多さで、やはり石を数えず、人の頭数を数えてしまいました。写真は龍安寺の鏡容池。今回、もっとも秋らしい鮮やかなオレンジ色を見ることが出来ました。

鹿苑寺・金閣_H27.11.24撮影
鹿苑寺・金閣 H27.11.24撮影

やはり金閣までは距離がありました。龍安寺から30分弱はあったでしょうか。二人ともちょっと疲れ気味で鹿苑寺に到着しました。金閣が綺麗に撮影できるのは参道を直進して最初に金閣が見える地点なのですが、やはりそこは外国人が大量に記念撮影中。ここは場所を取るのがなかなか大変なんです。写真は着物を着て観光している外国人女性3人組。襟から思い切り、派手なタトゥーが見えてるのがちょっと笑っちゃいました。そのあと、イメージ的には鹿苑寺の裏がハーヴェストという位置なので歩いて宿まで戻りました。1時間ほど温泉に入浴してから、タクシーで先斗町に食事へ。

勝奈さんのうちわ_H27.11.24撮影
勝奈さんのうちわ H27.11.24撮影

夜の先斗町の風情はクライアントに楽しんでもらえたと思いますが、入った町屋の居酒屋風の店が最悪。スタッフが少ないせいか、食べ物も飲み物も全然出てこなく、周囲のお客さんもみんな怒っていました。早々に店を引き上げた後は自由行動になったので、あとは自由時間。この日は堂々と遊べます。先斗町をフラフラしていると勝奈さんのうちわ発見!市多佳さんはこないだビアガーデンで話した人だ!いつも酔って寝てしまうので、さきにもみの気ハウスでマッサージのあと、四富のたすくさんへ。最後は3回にわたって書かせて頂いたたかせ会館でした。>

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2015.12.31 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【滞】京都での滞在記録

【滞】ハーヴェスト宿泊初体験の京都~その1 11/23

カテゴリ【滞】:京都での滞在記録
~備忘録も兼ねた京都での行動記録です。基本、取材旅行の過密スケジュールなので観光の参考にはならないと思います。後日、他のカテゴリで大きく取り上げる部分はさらっと流します。


ミニブログコーナー:お久しぶりの更新です。12月に入って色々と忙しくて、なかなか更新することが出来ませんでした。すみません。もうしばらくこのペースかもしれませんが、どうぞ宜しくお願い致します。年内にもう1本位書けるといいのですが・・・
11月23日(月)の滞在記録

今回は知人(67歳・自営業・男性)を案内するということで、秋の京都に向かうことになりました。他人を案内するというのはほとんど初めてなので緊張しますが(そのため2週間前に下見に行っています)、その代りに、宿泊は鷹峯の東急ハーヴェストに2泊宿泊できることになっています。ちなみに今回の写真は全てスマホで撮影したものです。案内に専念するためにいつもの一眼レフは持っていきませんでした。

野立て看板・豊川放水路付近_H27.11.23撮影
野立て看板・豊川放水路の2~3分先の辺り H27.11.23撮影

出発は品川駅から新幹線、7:57発のぞみ13号です。私一人の場合は新横浜から自由席なのですが、クライアントのご要望で品川駅から指定席となりました。駅の売店にて、鬼平気分で深川めしを買って乗り込みます。新幹線では、特にご案内することもないので、自由に過ごしました。今回から新幹線に乗ったら、車窓の気になる風景を撮りためることにします。写真は、以前にも紹介しましたが、新幹線から見える野立て看板のツートップ、727とローズ羽毛布団が並んでいるという風景です。この看板は豊川放水路の2~3分先の辺りですが、この組み合わせで野立て看板があるのはもう一か所、安城市安祥中学校の直前にもあります。新幹線に乗った時は恒例にしている、京都駅到着前の車窓からの動画撮影は東山トンネルの途中で中止して、スムースな京都駅での下車を準備しました。京都駅では荷物をロッカーに預ける予定で、駅ビルB1のキャリーサービスかその奥の広いロッカーをチェックしていたのですが、キャリーサービスも行列になっていたので荷物は持って移動することにしました。京都駅からJR京都線で長岡京駅へ向かいます。

粟生光明寺・薬医門付近_H27.11.23撮影
粟生光明寺・薬医門付近 H27.11.23撮影

長岡京駅からは観光タクシーを利用します。タクシー会社は和(なごみ)観光タクシー、観光タクシーは私の自腹なので料金で選んでみました。(最終的に3時間で税込9,600円、小型タクシー) この日の天気は薄曇りで時折ポツリと小さな粒が降る感じ、最初の目的地は粟生・光明寺です。まずは京都の南側で紅葉を楽しんでもらおうという計画でしたが、ドライバーによると今年は京都の紅葉はダメとのこと。理由を聞いてみると、今年は気温が紅葉の条件(日中の天気が良い、昼夜の寒暖の差、適度な雨)が整わなかったため、十分に紅葉せず、このまま葉が落ちてしまうとのことでした。確かに紅葉している葉はくすんだような赤で、美しい紅葉ではありません。今年はどこもこのような感じで、旅行の間、何回もタクシーを利用しましたが、どのドライバーにも同じことを言われました。光明寺では正門から御影堂を経由して、境内を一周しましたが、残念ながら、CMやパンフにもよく使われる、紅葉の参道もご覧の通りです。仕方がないのでクライアントには、諸堂での、絵画の展示などを楽しんで頂きました。

伏見・松本酒造_H27.11.23撮影
伏見・松本酒造 H27.11.23撮影

本来なら長岡天満宮の八条ヶ池に浮かぶ、錦水亭の池座敷で早めの昼食を摂りたかったのですが、八条ヶ池が工事中で池座敷が閉鎖中のため断念。距離的には変わらないので、伏見の松本酒造の蔵の前を経由してもらい、次の目的地、伏見稲荷大社へ向かいました。クライアントは時代劇にも詳しい方です。鬼平のオープニング、提供が流れるシーンで、捕り方が前を通る蔵と説明をすると、喜んでくれました。伏見稲荷大社前の道路に入ると大渋滞、5m進んでは止まるの繰り返しが伏見稲荷の先の東福寺まで続いていると聞き、ゲンナリ・・・わかってはいましたがシーズンの京都はやはり怖い。

伏見稲荷大社・千本鳥居_H27.11.23撮影

伏見稲荷大社はやはりトリップアドバイザーで2年連続、国内観光地日本一に選ばれただけあって、外国人客の多いのが目につきます。クライアントは自営業なので、商売繁盛を願ってまず本殿に参拝、お稲荷さんの元締なので商売繁盛を祈ります。そのあとは定番の千本鳥居なのですが、鳥居の中は人が多く、なかなか進めない状態です。気の短い方なので、鳥居が二手に分かれるところまでは外側をワープしました。奥の院まで行って速攻でUターンです。昼食は神幸道(裏参道)の日野家さん。裏参道では最も大きいお店で、テレビにもちょくちょく出てくるので下見の時から目をつけていたのですが、ちょうど12時半頃だったので満席。それでも運よく、少し待っただけでテーブルにつくことが出来ました。定番のきつねうどんとお稲荷さんで昼食タイムです。

東福寺・通天橋_H27.11.23撮影
東福寺・通天橋_H27.11.23撮影

ドライバーの案内通り、伏見稲荷大社から東福寺付近までは1kmほどの一本道ですが、大渋滞です。駅にしたらJRで1駅なので歩いた方が早かった感じです。それでもようやく到着、本当なら臥雲橋から見える通天橋が一番きれいに見えると思うので、そこにタクシーをつけたかったのですが、そんなことを言える状況ではありませんでした。写真の通り、通天橋はディズニーランド状態、臥雲橋上と通天橋上で観光客が、遠目でにらみ合っているような状態です。私たちは一通り、通天橋を歩いて下の渓谷に降り、方丈庭園を見学。混雑しているのでとりあえず境内をウロウロしているしかないのが、案内する側としては残念でした。クライアントが好きなぜんざいを食べて休憩している間に、私がいつもタクシーの客待ち列があるところに確認行ってみると、タクシーが1台もいません。下見の時は混雑時でもタクシーは普通に乗れると聞いていたのに・・・さあ大変。

東急ハーヴェスト京都鷹峯_H27.11.23撮影
東急ハーヴェスト京都鷹峯 H27.11.23撮影

タクシーに乗れないのなら、仕方ないので電車でハーヴェストまで行こうという話になりました。予定ではこの後、清水寺へ向かう予定でしたが、この混雑の中、タクシーで五条坂を上がるのは無理とのクライアントの判断です。私一人なら歩いて登ってしまうのですが、今回は案内役なのでその判断を優先しました。ところが、先ほどの場所に行くと、運よく客待ちのタクシーが数台戻っていました。天気も良くないし疲れているので、このままタクシーで鷹峯のハーヴェストまでタクシーで行くことに。ハーヴェストは金閣寺の近くで、距離がそこそこあるのですが、タクシー代はクライアントが出してくれました。(5~6,000円だったと思います。)宿についてのリポートは後日、京都の宿カテゴリに掲載します。

源光庵・悟りの窓、迷いの窓_H27.11.23撮影
源光庵・悟りの窓、迷いの窓 H27.11.23撮影

まだ時間は15時半なのでチェックインした後は、近くを歩いて観光することに。とりあえず歩いて500mほどの源光庵に出かけてみました。観光客は中心部よりも若干(あくまで若干)少ない感じです。有名な悟りの窓、迷いの窓の周りには人だかりが出来ていました。窓の向こうは残念ながら全然、緑色。Twitterで頂いた情報では、昨年は写真撮影禁止だったそうですが、この時は普通に撮影することが出来たので、撮影したのがこの写真です。そのあとはすぐそばの光悦寺を散策。多くの茶室(7軒)と光悦垣が印象的でした。

しょうざん・プール_H27.11.23撮影
しょうざん・プール H27.11.23撮影

宿に戻って、しょうざん内部を見て回りました。映画"必殺! ブラウン館の怪物たち"でブラウン館の一部として使われたプールを発見した時は、思わずテンションがUP!!20年ほど前に訪れた時と比べて洋館は変わってしまいましたが、プールはそのままのようです。プールの底のブルーが、映画のまま綺麗に保たれているのが嬉しい限りです。その後、近所に食事ができる場所があまりなさそうなので、大徳寺の門前のうどん屋で食事。夜はクライアントが寝た後に、四条河原町までタクシーで出て四富会館へ。いつものお店が祝日で休みだったので、今回は"ざんぐり"で飲んでいました。お客さんのミュージシャンの方と色々話せて面白かったですね。12時前にタクシーで宿に戻って本日は終了。クライアントとは同室だったのですが、抜け出したのはばれていました(笑)

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2015.12.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【滞】京都での滞在記録

【飲】因縁のたかせ会館でリベンジ・後編

カテゴリ【飲】:京都で呑む~さあ、今日はどこで呑もうか。木屋町、祇園、河原町。吉田類さんばりに京の酒場を探訪する、大人の魂京都です。


ミニブログコーナー:くだらない文章に延々付き合ってくださった皆さん、本当に申し訳ありません。次回から通常営業にもどります。本当にすみませんでした。
『"黄砂に吹かれて"をお願いします。』 私は静かにリクエストしました。中島みゆきのポピュラーな曲なら"悪女"だと思うのですがそれだけではつまらないと思い、歌謡曲の要素を入れて、工藤静香に提供したこの曲を選曲しました。後から気づきましたが、スーパー戦隊がらみで選曲しただけあって、タイトルに色の要素が入っとるw

カウンターの女の子は、また手際よくCDを探し出して曲を流しました。中島みゆきの"黄砂に吹かれて"を聞くのは初めてでした。工藤静香に比べて、ミドルテンポのゆったりした曲です。思わず聞き入ってカウンターでエアドラムなんかしてしまいました。周りの反応はというと・・・誰も聞いていない、みんなと言っても2グループ計5人ですが、誰も曲なんか聞いていない。もちろんカウンターの子も。私は愕然としました。苦労して選択した曲が2曲ともスルーされたのです。2連敗、もう負けられないと背水の陣の覚悟を決めました。無関心を装いつつ、みんな心の中で私のことを"このド素人が"と嘲笑っているに間違いありません。

これまでみゆき愛vs金八愛 みゆき愛vsスーパー戦隊愛で勝負してきたわけですが、音楽には音楽で勝負した方がいいのではないかということに気づきました。"そうだ。もしここがサザンしかかけない店だったら、何をリクエストするのか考えればいいんだ!"よく昔のスポ根モノで、落ち葉とかが落ちるのを見て、魔球を編み出す的な発想です。ニュートンのリンゴだ。当たり前のことに気づいていなかった。みゆき愛vsサザン愛で行こう!

私とサザンの付き合いは長いのです。必殺よりも長い。同級生の青木君にYMOのダビングを頼み、テープの空きスペースに"Tiny Bubbles"を入れて貰ったファーストインパクトから35年。学生時代は桑田の思想を全て理解しているつもりで聴いていました。中3の時、心酔して正座してテレビを見ていて、親に本気で心配されました。高校の時、ジョンレノンの追悼曲"Dear John"を聞き、桑田のジョンに対する感情が一気に脳内に流れ込み、桑田に憑依されました。ちなみに私が桑田というのはそれだけで敬称が含まれています。大学時代、耳コピしかできないのに、サザンと共演することを本気で考えてました。社会人になって、夏だサザンだ的な聴き方をしている人と一緒にされたくなくて、サザンが好きなことを隠していたこともありました。そんなことをしている間に、サザンはどんどん大きくなって普通にチケットをとれるバンドじゃなくなっちゃいました。僕の文章の師は故ナンシー関画伯ですが、唯一、サザンは邪道という点だけは受け入れることができません。社会人になって数年サザンから離れた時期があってようやくテションを落とすことができ、その頃から少しづつカラオケでもサザンを楽しめるようになって、最近は普通にスナックでも歌えるようになっています。近年、桑田のソロのライブに行こうかとも思いましたが、ムクちゃん、ヒロシ、毛ガニ、原坊が演奏しているサザンじゃないとやっぱりダメなんです。(本当は大森さんも戻ってくれたらもっと嬉しいけど)

ライブには怖くてずっと行けませんでした。ただでさえ、好きなモノに対する感情の起伏が激しいのに目の前でサザンを見てしまったら、どうなるか自分でも自信が無かったからです。2008年のサザンの活動停止や桑田の病気もあり、もう見れないかもしれないと思っていたところの2013年の活動再開、ようやく神戸まで見に行きました。その日は元妻と一緒でしたが、朝からずっと目がウルウルしていました。初めてサザンに遭うプレッシャーで、楽しいどころかずっと憂鬱でした。ライブでのサザンの登場シーンは全く記憶がありません。1曲目は"海"(このツアーは1曲目が"YaYa"の会場もあり。念のため)でしたが、イントロで"あっ、海だ"と私がつぶやいたら、元妻が"あっ、この人泣いてる"と言っていたところから記憶があります。2014年の10年ぶりの年越しライブのしかも大晦日&31年振りの紅白出演に立ち会えた時はステージの真裏の席でしたが、目の前でメンバー全員を見れた時、"●#▽$\+/"のような声が出ました。声にならない声とはこういうものかとわかりました。前から2番目だったのでWOWOWの放送にも紅白の放送にも私、映ってます。幸運にもステージを降りる桑田とハイタッチした時は、その時は興奮だけでしたが、数日後、夜中に突然目が覚めて号泣するという不安定な精神状態になりました。

これで、みゆき愛に勝てるでしょうか。ちなみに俺、これ泣きながら書いてます。そういった意味も含めて、サザンで選曲をしてそれをみゆきに当てはめようと思いました。頭の中で候補に挙げたのは
・ライブの煽り曲に使われる"ボディ・スペシャル Ⅱ"のB面のインスト曲"ボディ・スペシャル I"
・カラオケでよく歌われる"Oh! クラウディア"のライブバージョン"、女神達への情歌"のB面
しかしいずれも狙っている感が強すぎます。おまけに間違って"ボディ・スペシャル Ⅱ、"Oh! クラウディア"の通常バージョンをかけられてしまうリスクもあります。それだと普通のサザンファンになってしまいます。従って却下。ちなみにB面とは昔の言い方で、今のカップリングのこと。悪しからず。

ここは一発、松田さんと毛ガニさんが参加していませんが、1982年発売の渋谷エッグマンでのライブアルバム、"嘉門雄三 & VICTOR WHEELS LIVE!"から"Reggae Man"とか。今、持ってる人すごく少ない、超貴重な音源ですが、私のアイフォンの中に入ってるんだよなぁ。"えっ、無いんですか?私、今持ってますけど、このスマホつないでみますぅ?"なんて。ダメだ、嫌み過ぎ。逆に反感を買うだけだ。

結局、サザンだったら"勝手にシンドバッド"のB面、"当たって砕けろ"にすることにしました。これを中島みゆきに当てはめると・・・デビュー曲のB面をスマホでわからないようにこっそり調べます。wikiで中島みゆきを調べると、デビュー曲は"アザミ嬢のララバイ"でそのB面は"さよなら さよなら"という曲でした。全く知りませんが、何食わぬ顔で、カウンターの中の女の子に『"さよなら さよなら"をお願いします。』と、ドキドキしながらリクエスト。心の中は俺、ドヤ顔です。"渋い選曲ですねぇ"とか言われちゃうのか。

ところが女の子は何も驚く様子もなく、"さよなら さよなら"をかけ、店内の様子も何も変わりません。デビュー曲のB面なんて普通、リクエストしないだろッ!何とか反応してくれ~ もうヤケクソです。女の子に『じゃあ、1周回って"慟哭"』というと女の子は初めて『1周回ってw』とクスリと笑いました。どうやら私がみゆきのことをよく知らないのに無理していたのは、とっくにばれていたようです。私は白旗をとうとう上げました。その後は"中島みゆきのオールナイトニッポン聞いてたんですよ~"とか一般人として普通にふるまいました。気が楽になって、イモのソーダ割り、5杯位飲んじゃいました。最初からそうしてればよかった・・・

追記:
そのあと、どこかへ出かけていたマスターが戻ってきました。店の女の子が"こちらの方、東京から。2回目だそうですよ。"といっても彼は僕のことを全く覚えていませんでした。こちらのお店には完敗です。

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2015.12.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【飲】京都で呑む

【飲】因縁のたかせ会館でリベンジ・中編

カテゴリ【飲】:京都で呑む~さあ、今日はどこで呑もうか。木屋町、祇園、河原町。吉田類さんばりに京の酒場を探訪する、大人の魂京都です。


ミニブログコーナー:昨日に引き続き、テキストだけが延々続くブログを展開していますが、ご勘弁を。司馬遼太郎先生同様、私の文章は余談が多いのが特徴なのです。
店内には"世情"が流れています。♪シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて~♪ 私の頭の中には、3年B組金八先生 第2シリーズ"卒業式前の暴力・後編"の名シーンがフラッシュバック。もう30年以上、このシーンで泣き続けているので、私は最近、加藤優を演じた直江喜一を見るだけで泣いてしまうというパブロフの犬状態になっています。直江喜一本人が出演した昨年年末の"笑っては行けない~"のこのシーンのパロディでも泣いてしまう始末。ここはスナックですが、今、私の目の前には、確かに加藤優が降臨しているのです。金八全8シリーズは後にも先にもこの"卒業式前の暴力"のために存在しているのだ。第1シリーズはこの作品を生み出すために。第3~第8はそれを不動のものにするために。

少し、直江喜一について語りたいと思います。どこかのサイトで読んだのですが、金八は第1シリーズは当然のことながら、ヒットするかわからないので、集められた子役たちの中では、子役ながら既にベテランである鶴見慎吾と杉田かおるが皆をリードしていたそうです。第1の大ヒットを受けて製作された第2シリーズは、各事務所がそれぞれエース級の子役を送り込んできたそう。(その中でジャニーズ事務所が送り込んだのが、必殺仕事人3から西順之介を演じたひかる一平です。"僕は加藤君が好きだ") その中で日本のテレビドラマ史にここまでのインパクトを与えた、直江喜一の存在感がどれほどだったかは想像に難くありません。

私の敬愛する故・ナンシー関画伯が以前書かれていました、ツッパリ生徒が放送室に立てこもり、校長を監禁ということは、常識で考えるとどう考えても生徒側の分が悪いのですが、子供の時はまだしも、大人になってそれを見ても、やはりツッパリ生徒側の立場に立ってしまう、私が子供だった時の大人たちも、きっと同じ気持ちで見ていたのかもと思うと不思議な気持ちになります。ちなみに直江喜一は第1の第7話『学ラン長ラン大混ラン』で柳沢慎吾と共に楓中学の不良・佐々木役で出演しています。逆にその存在感が仇となり、直江喜一は"加藤優"という色が付きすぎてしまい、役者としては使い物にならなくなったということは皆さまご承知の通りです。

さらに、金八ネタで脱線するとシリーズの中で私が2番目に印象に残る生徒は、濱田岳が演じた7シリーズの狩野伸太郎。唯一金八に"私はあなたが嫌いでした。"と言わしめた、インパクトのあるキャラを見事に演じてくれました。ソーラン節のセンターで開演直後、緊張で動けなくなり、金八の"伸太郎!勝負だ"の言葉でカツを入れられたシーンは、私の大好きなシーンの一つです。今も"釣りバカ日誌"やってますが、あの子ホントにいい役者だと思います。鬼平の木村忠吾役、彼にやらせたらいいんじゃないかなぁ。必殺でも変わり種の仕事人なんかで十分行けると思うのですが・・・ 私が江本兄弟と共に注目している役者です。

閑話休題、気づくと私の頬には一筋の涙が伝っていました。 思わず我に返って、周囲にわからないように涙を拭いました。泣いてる場合じゃない!でも大丈夫、周りの人は気づいてない。ってか誰も"世情"聞いてなくておしゃべりに夢中、リクエストを勧めた店の子も何のコメントもなし。ふと見ると隣のカップルの女性が、そのまま次の曲をリクエストをしようとしています。せっかく考え抜いて"世情"を選曲したのに。ここは、皆で"みゆき愛"を熱く戦わせる場所じゃないのか。"みゆき論"を深める場所じゃないのか。私は心の底から沸々と怒りがこみあげてきました。こんなことなら、"バスルームから愛をこめて"とかリクエストしちゃうぞ!("おいおい、それは山下久美子だろ"と自分でツッコむ。)

私は頭の中で次のリクエストの選曲に入りました。もしかすると、"世情"は捻り過ぎだったのかもしれない。この空間にいる人間は、おしゃべりをしているように見せかけて、内心、このド素人がマニアぶりやがってと鼻で笑っているのかも。おしゃべりはカモフラージュだ。間違いない。負けないぞ、何とか奴らの心を鷲掴みにしたい。その時、私の脳裏にあるエピソードが思い出されました。

2011年2月13日 (日)、私は休日なのに早起きして、7時頃からテレビの前にいました。今度のスーパー戦隊は過去の戦隊にも変身出来るという噂を耳にして、ちょっと興味を持ったからでした。スーパー戦隊を見るのなんか30年ぶりです。どうせオタク向けの企画モノだろ、つまんなかったらすぐ寝よう、そんな軽い気持ちでした。

やがて始まったのは、海賊戦隊ゴーカイジャーという番組です。冒頭から宇宙帝国ザンギャックが投入した大艦隊の総攻撃にさらされている地球が映し出されています。それに対して立ち上がったのが、過去の34のスーパー戦隊。193人ものスーパー戦隊が繰り広げる戦闘シーンは圧巻そのもの。(これだけのスーツアクターを揃えるのにかなりの苦労があったとか)  しかしこれだけのスーパー戦隊の力をもってしてもザンギャックの大攻勢の前には苦戦を強いられます。そんな中、初代スーパー戦隊・秘密戦隊ゴレンジャーのリーダー、アカレンジャーが皆に向かって高らかに宣言するのです。"みんな、スーパー戦隊全ての力を結集して、地球を守るんだ!"えっ、聞き覚えのあるこの声は・・・ 何と実際にアカレンジャーを演じた誠直也さんが声優として出演しているのです。彼の声に私は心を鷲掴みにされました。この時、誠直也さんが出演しなかったら、きっと私は"大きいお友達"の世界に入ることは無かったでしょう。私にとって、2011年はスーパー戦隊元年、東映特撮元年なのです。私、今でもゴーカイジャーのオープニングテーマ、最後まで歌えないんですよ。カラオケで歌うと、感極まってしまって一番の途中で絶対泣いてしまう。

このあとすぐに東日本大震災があって、私も私の周囲も暗い雰囲気に包まれていました。20年個人で営業していた、ライブハウスのイベンターの仕事も廃業を余儀なくされましたが、それでも2011年はゴーカイジャーがあったからこそ、乗り切ることが出来ました。また同年の9月からは仮面ライダーフォーゼも始まり、私は小学生以来の特撮の世界に復帰しました。本当に幸せな一年でした。休日の早起きは苦手なので、ビデオで視聴はするのですが、現在でもリアルと同じ時間を楽しみたいので、極力CMは飛ばしません。(CMが新情報源となることもありますし。)親の飲み会についてきた幼稚園児と(僕は酒を、子供はジュースを)飲みながら、2時間近くスーパー戦隊を語り合ったこともあります。

追加戦士のゴーカイシルバーの詳細をいち早く入手したく、禁断の"てれびくん"を購入したのもこの時です。子供の頃、特撮物で、過去の怪人が複数で復活(復活した怪人は大抵戦闘員並みに弱いのがお約束)・追加戦士が入ってくる・敵の新しい幹部登場もしくは死亡、過去のヒーローが帰ってくるなどの時は、異常にテンションが上がったのを覚えています。これを、私は、仮面ライダー1号で初めて過去の怪人が復活した仮面ライダー第13話"トカゲロンと怪人大軍団"からトカゲロン心理と呼んでいます。大人になってからまたこの気持ちが味わえるのは、とても感慨深いものがあります。ゴーカイジャーの世界観で一番画期的なのは、今まで違った時間軸、次元で展開していたスーパー戦隊シリーズを、過去、地球を守り続けてきた34のスーパー戦隊という同じ時間軸、同じ次元に持ってきたことにあるんです。そのためストーリに不自然なねじれなく、過去の戦隊に自由にチェンジ可能、また同じ戦隊だけでなく、全員赤になるとかもできるのです。演者も過去のヒーローがかわるがわる登場するというサプライズが、ほぼ毎回あり、トカゲロン心理を毎週味わえるというテンション高まる1年間でした。

スーパー戦隊のことを考えながら、曲名リストをめくっていました。みゆきを聞きなれたこの人らには、逆に一般に知られたみゆきの方が耳に新しいかもしれない。一般的、ポピュラー、みんなが知ってる歌、歌謡曲・・・ やがてある曲を指さしながら、私はカウンターの中の女の子を呼びました。

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2015.12.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【飲】京都で呑む

【時】必殺仕事人2015 感想

カテゴリ【時】:時代劇の話
~時代劇の感想、雑感、ニュースを書いて行きます。


ミニブログコーナー:現在なかなか多忙の上に、書きたいことがたくさんあったので、必殺仕事人2015のコメントが今日になってしまいました。次回からは、たかせ会館の話の続きを描いていきます。
まず初めにいつも通り、私の新・後期必殺へのスタンスから。私はジャニーズ主体だからということで新・後期を否定していません。むしろ、このように時代劇に厳しい状況の中で必殺を続けてくれているということに、心から感謝しています。本当に必殺の流れが断たれてしまったら、新作を批判することさえできないのですから。"金を貰って人を殺すのが仕事人、貰わなければただの人殺し"という必殺の世界観と平尾昌晃先生の音楽世界を守ってくれれば、私はそれで充分に満足です。以上を踏まえて、今回の必殺、若干小さくまとまっていた感はありますが、前回ほど抵抗なく楽しく視聴することが出来ました。都の商売人さんがおっしゃるように、楽しんだもの勝ちです。

今回は改めて"仕事人のプライド、覚悟"がストーリーの核になっていたような気がします。もちろん、これを必殺の上っ面をなぞっただけ、必殺とは似て非なるものと批判する方々いるのもわかっています。ただ、ここまで愚直に必殺の世界観を教科書通りに描いているのは、原点回帰の意味でも素晴らしいと思います。
●土門組の仕事からさらに大きな仕事を探り出そうとする陣八郎に対し、小五郎の"世直し義賊を気取るつもりか"、"この裏稼業、世の為、人の為にやってるわけじゃねぇんだ。"
●前半の威勢良さから一転、お宮を斬られて腑抜けのようになる陣八郎。妻の供養をしない陣八郎をなじる涼次に対し"そんなに情にもろくてよく裏稼業やってこれたな"と陣八郎
●縁切り寺の仕事に、妻の敵討ち目的で参加する陣八郎に対し、逆に"情で動けば情に流される。と"涼次。
●さらに"金はいらねぇや"という陣八郎に対し、リュウの"やるならお金はとるべきです。じゃないと仕事とは言えない。ただの憂さ晴らしのための人殺しになる。"
●義母や妻に裏稼業がばれたら小五郎はどうするのかと尋ねる陣八郎に対し、お菊が"その時は迷わず二人とも殺しちまうかもね。"
必殺独自の世界観を、陣八郎という人間を通して見事に表現していました。一見、豪快でキャリアのある仕事人でも、結局は弱い一人の人間でしかなかった。まだ未熟な若者にさえわかっている、"金を貰って人を殺す"という最低限の歯止めを、頭に血が上ると忘れてしまう。仕事人は正義の味方でもスーパーマンでもなく、死ねば地獄に落ちるしかないただの人ということが一貫してストーリの根底に流れていたことは、注目すべきことと思います。想像になってしまいますが、陣八郎が、雉沢の殺しから外されたのは、感情に流されて仕損じる恐れがあり、小五郎が外させたのでしょう。この措置に対する陣八郎の思いは如何にと思いますが、お菊の小五郎なら二人とも殺しちまうのセリフのあとの、陣八郎の沈黙に、小五郎に対する、彼の仕事人としての強い敗北感を感じました。確かに、必殺仕事人2009第10話"鬼の末路"の最後で"俺は頼まれてねぇ"と、涼次の仕事を見てしまった依頼人を一刀のもとに斬り捨てた小五郎なら躊躇なく、こうもふくも斬ることができるでしょう。なお、今回エンディングがやや冗長な感がありましたが、お菊のこのセリフでスパッとで終わらせた方が、凄味があって良かったかもしれません。

余談になりますが、元とらの会会長の山田誠二氏が描いた藤田主水の最期は次のような脚本でした。
~裏稼業が発覚し奉行所にせんとりつを人質に取られた主水は、仲間の反対を押し切り二人の救出に向かう。せんは奉行所の拷問により絶命、りつは主水の裏の顔を知り、主水を刺して自害、深手を負った主水は捕り方に囲まれながら役宅の前で息絶える。~
この脚本は映画化前提で平成4年にスタートしましたが、残念ながらお蔵入りとなったそうです。是非、この壮絶なストーリは映像で
見てみたかったです。今回のお菊のセリフでこのエピソードを思い出しました。

白昼堂々、お宮が技の一つを見せてしまうシーン。自分の髪で相手の首を絞めるというのは、ブラウン館の蜘蛛の手のお時以来かと思いますが、主水さんいたら、怒られているはずです。前にも確か涼次も怒られていました。解釈としては、それほど陣八郎を守りたかったということも考えられるわけで、何とも言えませんが、あの技はスマートでなかなか良かったと思います。お宮の土門組での仕事シーンもバレエのような動きも素敵でした。琴の爪も得物にしてましたが、殺し技が分散してしまってそれぞれが薄い印象になってしまった感も否めませんが、まあそれはそれで良しとしましょう。

陣八郎の殺しのCGは蛇足です。あのレベルならない方が良い。せっかく最後まで陣八郎の殺しを見せなかったことが台無しになりました。瓦屋というと、必殺史上、THE HISSATSUの芦屋雁之助夫妻、橋掛人の萬田久子夫妻の瓦投げが連想されましたが、エンケンさんの"コツンと叩く"というコメントだけ聞いていたので、とても期待していました。メリケンサックで頭蓋を切り裂き、最後に一叩きで破壊というのは、面白いと思いますが、最後があんな漫画チックなのは・・・本当にもったいない。ただ、陣八郎の仕事シーンのBGMが仕業人の"いざ行かん"だったのは、赤井剣之介夫妻を念頭においての選曲でしょう。Good Job!

前回もそうでしたが、脈々と受け継がれてきた時代劇の常識、約束は守って欲しい。時代考証を正確にというのではなく、寺社奉行関連が明らかにおかしい。寺社奉行が"江田島兼良"というのも・・・。寺社奉行は通常どの時代劇でも○○守でしょう。あと、町方が寺社奉行の依頼で動くというのも変です。町方は寺社にノータッチという原則は描かれているのに。またこれは必殺だけではないですが、いちいち人名にテロップだすのもやめてほしい。

お菊が小五郎に、陣八郎を説明するシーンで"あたしらと同じ裏稼業もんさ"と云ったところがありましたが、ここは"ご同業さ"であって欲しかった。これは単に私が山田御大のこのセリフが好きだからでもあるのですが。

せっかく、悪役で竹中直人さんキャスティングしたのに活かしきれていなかった気がします。津川シリーズばりの怪演が見たかった。逆に女衒の梅助、あれはマツコ・デラックスさんのイメージでしょうか。殺される前のシーンでは多少、人がよさそうな感じでしたが、キャラクター的にはインパクトがあって面白かったと思います。

リュウについては触れないわけにいかないでしょう。知念君の"まだまだ板についていない"感は多分に感じますが、役と共に役者が成長することに期待しています。ただし"仏の道からも人の道からも"のような説教臭いセリフはまだ早い気が・・・しかし2回目の登場でベテランの仕事人相手に"やるならお金はとるべきです。"と言い切ってしまうところに、将来性を感じてしまいます。ちなみに西順之介は、仕事人3第2話では、潜入した湯女風呂でライデン瓶による感電事故で大騒動を起こしたあげく、仕事は試験勉強のために休んでいます。

CMも含めて必殺と思っていますが、スポンサーがORIHIRO、FUKUYA、タケモトピアノと地方企業が入っているのが、実に必殺っぽいです。小林製薬は金曜10時の時も提供していた覚えがあります。毎回ブルーレイ買うんですが、これだから初回放送時の録画保存もやめられません。

今回も言いたい放題で、石原監督はじめ、松竹京都映画のスタッフの皆様には大変申し訳ありませんでした。なんだかんだ言っても楽しんでますので、次回以降も宜しくお願い申し上げます。

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テーマ:時代劇 - ジャンル:テレビ・ラジオ

2015.12.02 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【時】時代劇の話

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