【散】八坂通りを三年坂から その4

カテゴリ:【散】京都の散歩道
~街中から山道まで有名無名限らず、色々な京都の散歩道を案内します。京都歩きの御参考になれば幸いです。



八坂の塔_H24.11.10撮影
八坂の塔 H24.11.10撮影

石畳の坂を下って行くと、次第に八坂の塔が正面に見えてくる。両側も趣ある京都らしい木造の建物が並ぶ。

八坂の塔見上げ_H24.11.10撮影
八坂の塔見上げ H24.11.10撮影

重要文化財の八坂の塔は、塔だけの独立した建築物と思われがちだが、本来は法観寺といい、聖徳太子が建立したものである。現在は臨済宗建仁寺派の寺院で、塔正面の門には「日本最初之宝塔」との表示があり、拝観料400円を支払えば、内陣の二層目まで見学できる。塔の高さは46メートルで、1440年(永亨12)に室町幕府の足利義教により再建された。応仁の乱が応仁元年(1467年)発生なので、京都の老人が先の大乱と呼ぶ応仁の乱の時もにも燃えなかったということか。

八坂庚申堂(金剛寺)_H24.11.10撮影
八坂庚申堂(金剛寺) H24.11.10撮影

今まで歩いた道は八坂の塔の正面で突き当たる。突き当たりを左折すると右手には八坂庚申堂と呼ばれる金剛寺の赤い門が見える。ここは大阪四天王寺庚申堂とともに日本三庚申の一つとされている。庚申信仰とは60日に一度巡ってくる庚申の晩、人間が眠っている間に、体の中の虫が抜け出し、天帝にその人の悪事を報告するので、虫が出て行かないように一晩中徹夜をするという民間信仰である。

八坂庚申堂(金剛寺)境内_H24.11.10撮影
八坂庚申堂(金剛寺)境内 H24.11.10撮影

門を入って中央にある祠には色とりどりの“くくり猿”が結びつけられている。くくり猿とは猿が手足を縛りつけられている姿を現しており、人間の心の中の欲望をそれに例え、それをコントロールする代わりに願いをかなえてもらうということらしい。ここだけでなく、この近辺では軒先に吊るされているのをよく見かける。

夕陽を浴びる八坂の塔_H24.12.08撮影
夕陽を浴びる八坂の塔 H24.12.08撮影

庚申堂から東大路通りへ向かう道は夢見坂というロマンチックな名前がつけられている。そのまま東大路通りへ向かって歩き、通りにぶつかったら後ろを振り返って欲しい。個人的にはここから見える八坂の塔が一番美しいと思っている。この時はたまたま、ジャストタイミングで夕陽を浴びる八坂の塔を撮影することができた。(奇跡の一枚カテゴリにも掲載中)今まで歩いてきた八坂通りはこのまま大和大路通り続くが、今回の京都の散歩道はここまでで終了。

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2013.02.13 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【散】京都の散歩道

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