【番】知られざる物語 京都1200年の旅「幕末の京に生きた新選組」

カテゴリ【番】:京都の番組
~京都がテーマの番組の紹介、感想です。



BS朝日で放送されている京都の伝統文化、自然、寺社などを紹介しながら1200年の歴史をひもといて行く知的エンターテイメント番組。お茶の間にいながら京都に行った気分になれる貴重な番組。京都を思わせるようなゆったりかつ重厚なテーマ曲や升毅さんの柔らかなナレーションも魅力です。録画したDVDを見ながら眠ると幸せな気分で眠れます。そんな素敵な番組を紹介していきます。必ず再放送もあります。


今から150年前、江戸幕府が倒れる最後の最後まで主君に忠誠を誓い、武士の魂を貫き通した男たちがいました。それは…「新選組」。 志を胸に、幕末の京都で大活躍した浪士集団。個性溢れる隊士たちの逸話は、私達日本人の胸を熱くしに彼らを慕うファンの数は今なお全国各地に増え続けているのです。(番組HPより)



壬生寺_H25.3.17撮影
壬生寺 H25.3.17撮影

新選組の名の由来は会津にあった新選組から来ていることを知りました。番組で紹介されていた金戒光明寺も新選組にはゆかりの深い寺です。松平容保と近藤の謁見の間はおそらく大方丈でしょうか。ずいぶんきれいなので調べてみたら大方丈は昭和の再建とのことでした。新選組の始まりの場所とも言える金戒光明寺から、京都での新選組の終焉の地とも言える鳥羽伏見の戦いの爪痕が残る場所まで、池田屋跡も含め丁寧に京の新選組を紹介してくれました。

冒頭で登場した壬生寺、ちょうど日曜日に行ってきた所でした。その他にも紹介された島原大門、金戒光明寺、二条城など、ほとんどがも行ったり、前を通った場所でした。新撰組をテーマにして回ったわけではないのですが、ちょっとした偶然でした。それだけ新選組が京都に足跡を残したということでしょう。

新選組といえば壬生の名がすぐに連想できますが、実際に行ってみたら、壬生と島原は目と鼻の先位の距離でした。血気盛んな若者の駐屯地の近くに花街があれば、皆が足繁く通うのも当然でしょう。日本に唯一残る揚屋建築の角屋の建物は中を見なかったのが後悔されました。番組で角屋の内部を映像で拝見して、揚屋建築の特徴である広い大座敷と造りこまれた見事な庭、次回行った時には、是非訪ねてみたいと思いました。

角屋の建物に残された刀傷や壬生寺が御所に新選組の無法を訴えた文書なども新選組の負の面を表しているような気がします。職業軍人なので行動が粗野なのは仕方が無いと思うのですが、実際には京の人々には、壬生浪(みぶろ)と呼ばれたように、迷惑な集団だったのでしょう。そのようなこともあり、正直、私は京都時代の上り調子の新撰組は好きではありません。ただ、鳥羽伏見以降の敗走を重ねながらも戦い続ける土方は好きです。唯一残る洋装の土方の肖像からも彼の意思の強さを感じます。

全ての事象を0か1のどちらかに分けないと気が済まないデジタル時代の昨今ですが、幕末の激動の時代は、どちらが善でどちらが悪ということではないのです。書き手がどちら側から描くかで善悪が決まってしまうだけで、実際に「維新」とは幕府方も志士達も皆が真に日本の未来を憂いて行動していただけだと思うのです。人をやりこめることだけに終始する現代の「維新」には、そんな覚悟があるのか、甚だ疑問に思う次第です。

番組HPはこちら
再放送はBS朝日 3/27 22:00~

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2013.03.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【番】京都の番組・映画

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