【番】和風総本家 春の京都を支える職人たち

カテゴリ【番】:京都の番組
~京都がテーマの番組の紹介、感想です。



4/25放送のこの番組はお休みの日にゆっくりと拝見させて頂きました。当たり前なことなんですが、伝統技術で京都を支えてくれる職人さんがいるからこそ、私達が京都の風情を感じることができることを痛感しました。京都の職人さんに改めて感謝です。

紹介されていた京の伝統技術

・平田翠簾商店
京都では、春先に簾の交換を行う。観光で訪れる人々を綺麗な状態でお迎えしようという京都らしいおもてなしの心。

・京町家の外壁の塗り替え
50年に一度の町屋の外壁の修復に密着。この道47年の左官職人奥田さんの下地塗りから1月に渡る丁寧な作業で町屋の外壁が完成して行く。奥田さんは南禅寺の茶室や数寄屋建築の土壁、おくどさん(かまど)を土で塗って作り上げる指折りの名工。所有するコテは約1,000丁。塗る場所や使う土などシチュエーションに応じて使い分ける。仕上げの上塗りをコテで磨いていく大津磨きは圧巻。大津磨きは江戸時代から伝わる土壁の中でも最も難しく最高級な仕上げ。マットな黒塗りが鏡のように輝いていく。奥田さんは、自分が指名されて作業を手掛けさせてもらっていることを意気に感じないだめ、それでこそ技術以上の仕事が出来るという。まさに職人の心意気だ。

美也古商会
舞妓さんが都をどりで使う造花を作成。一年のうちで春が一番忙しいと言う。

長谷川杼製作所
織物を織る際に使う杼(ひ)と言うパーツを作成する長谷川さんは、文化庁より選定保存技術保持者に認定されたこの道63年の名工で、杼を作る西陣でただ一軒の工房。国産の木材では最も硬い部類に入る赤樫を加工して杼を作って行くためには心技体がそろっていないと作業が出来ない。その杼を使って織物を織る平居さんは杼への感謝の思いを口にする。「これだけ気持ち良く仕事をさせていただける道具を作っていただけたという感謝の気持ちは当然出てくる」一方、長谷川さんも「どんな職人さんでも頂上はない。一生勉強ですわ。」と語る。感謝、謙虚な心とあくなき向上心。職人だけでなく社会人として心に染みる言葉だ。

小林造園
東寺や大徳寺、知恩院などの庭を手掛ける老舗の造園会社。

成瀬農機具
タケノコ掘りに使う刃が細長い特殊な形の鍬を製作、修理する野鍛冶。春だけで3,000本もの鍬を修理する。使用する人によって刃先がミリ単位で変わってくるという。京都の白子筍は根元に近い部分はとりわけ美味。綺麗に根元からタケノコを掘り出すにはこの鍬は欠かせない。

エヌワホン
寺社巡りで人気の朱印帳を製作する製本、紙工品の製作会社。

京都掛軸 杉本工芸
金箔を細く切ったものを截金(きりがね)といい、細いものではその幅0.1mm。金属の刀では金属同士で静電気がおき上手くいかないため竹刀を用いて切り出し、位牌や仏像、襖絵の装飾に貼りつけて使用する。ニカワを筆で塗りながらもう1本の筆で金箔を貼りつけて行くのだが、曲線部分は、筆でわずかに截金を折り曲げて微妙な曲線を作って行く。少しでも気を抜くと截金が切れてしまう。集中力が必要な作業を根気よく重ねて、見事な工芸品が完成する。截金師の清水さんは、誰が見ても「細かいな、綺麗だな」と思うものを求めて作って行きたいと語る。やむことの無い職人の飽くなき探求心を見た気がする。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:京都 - ジャンル:地域情報

2013.04.30 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【番】京都の番組・映画

«  | HOME |  »

タイムライン

リンク


京都市 ブログランキングへ

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ
にほんブログ村

都の商売人様バナー
都の商売人様運営サイト
“空想の匣”

プロフィール

SOULKYOTO

Author:SOULKYOTO
東京生まれの東京育ち、でも魂は京都人
自称・勝手に京都観光大使

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR