【番】知られざる物語 京都1200年の旅「国宝の山・醍醐寺を歩く」

カテゴリ【番】:京都の番組
~京都がテーマの番組の紹介、感想です。



醍醐寺五重塔
醍醐寺五重塔 写真提供:京都デザイン

今回は貴重な国宝や重要文化財を多数所蔵する醍醐寺をテーマに進行していきます。恥ずかしながら、私は今まで醍醐寺には行ったことがありませんでした。記憶にあるのは、秀吉の醍醐の花見程度。最近、京都検定の受験を思い立ってから、貴重な醍醐寺の凄さを認識した次第です。

まず前半は、下醍醐とよばれる醍醐寺の建物の多くがある麓の地域を仁王門、五重塔、金堂、三宝院と丁寧に解説してくれました。晩年の秀吉が、高名な醍醐の花見を企画するために、金堂他、多くの建物を移築し、桜を植樹し
、造園を指揮する、彼のしたり顔が目に浮かぶようです。また完成を見ずに亡くなったことはさぞや無念だったことでしょう。醍醐寺から名を取った醍醐天皇とともに、時の権力者の深い想いが込められた寺です。

後半は上醍醐とよばれる醍醐寺の起源を持つ山上を紹介していきます。下醍醐から徒歩で1時間。かなりの広い敷地を持つ寺です。京都の寺は、どちらかというと鹿苑寺や慈照寺のように箱庭のような寺が多いという印象があるのですが、醍醐寺は奈良のようにスケールの大きな寺です。清滝宮拝殿から開山堂、醍醐の名の元になった醍醐水の湧き出る場所を巡ります。醍醐味という言葉もこの醍醐水から来ているとか。

薬師堂には、現在、コンピュータを用いて成功に復元された薬師如来像が祀られています。現在は貴重な仏像は全て下醍醐の霊宝館に移されているのですが、これには大きな理由があります。昭和9年に山火事があった時、薬師堂の薬師如来の首だけ抜いて避難させるという苦渋の選択も考えたとのこと。これは国宝の建物に国宝の仏像があったら火災の場合、両方を失ってしまうということに対する配慮だそうですが、国宝を持ち続けて行くご苦労には心から頭の下がる思いです。

明治の廃仏毀釈の際も、多くの寺から貴重な仏像が海外へ流出していく中、醍醐寺は3000の末寺を手放して資金を集め貴重な仏像の流出を防いだそうです。文化財を守り抜いていくという覚悟は醍醐寺の伝統なのでしょう。今もこれからも多数の貴重な文化財を持つ寺の矜持を見た思いです。美術的な魅力とともに深い信仰の場である醍醐寺
に思いをはせた1時間でした。

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再放送は未定

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2013.05.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【番】京都の番組・映画

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