【門】ヴィヴィッドな国宝~西本願寺唐門

カテゴリ:【門】京都の門
~大きなものから小さなものまで、大小遠近男女は問わず京都の門


西本願寺唐門内側から_H24.12.24撮影
西本願寺唐門内側から H24.12.24撮影

西本願寺の唐門は、彫刻の見事さに日が暮れるまで見ていても飽きないという例えから日暮門という別名がついている。黒塗りで極彩色の彫刻に彩られた国宝は、派手すぎて一見、お寺には似合わないような印象もあるヴィヴィッドな四脚門だ。

西本願寺唐門外側から H25.03.17撮影
本願寺唐門外側から H25.03.17撮影

北小路通りに面した外側は古びた柵に1/3くらい隠されているが、かえって余計に目立っている。伏見城から移築されたと、NET上ではよく書かれているが、ウィキペディアによると、この門がどこから来たのか、もともとここにあったのかわからないらしい。確かに西本願寺のHPにも、この門の来歴は書かれていない。ただ、この派手さなら秀吉の伏見城や聚楽第にあったとしても全く不思議ではない。

西本願寺唐門 許由が頴川で耳を洗う_H25.06.16撮影
許由、耳を洗えば単父牛をひいて帰るの図の許由 H25.06.16撮影

境内側、門の向かって右には、古代中国の三皇五帝時代の故事を現わした透かし彫りがある。堯帝が許由の高潔な人柄を聞き、位を譲ろうとすると当の許由は箕山に隠れてしまった。許由をさらに高い地位で処遇しようとすると、許由は潁水のほとりで「汚らわしいことを聞いた」と川の流れで自分の耳をすすいだ故事に基づく。

西本願寺唐門 許由 耳を洗えば単父牛をひいて帰るの図_H25.06.16撮影
許由、耳を洗えば単父牛をひいて帰るの図の単父 H25.06.16撮影

一方、対になっている左側は、それを見聞きしていた伝説の隠者、単父が許由のエピソードを知り、汚れた水を牛に飲ませることはできないといって立ち去る故事を透かし彫りにしている。

西本願寺唐門・麒麟_H25.03.17撮影
西本願寺唐門・麒麟 H25.03.17撮影

雲を駈ける麒麟、恐ろしげな表情がリアルさをさらに増す。伝説の生き物の存在感があふれる。

西本願寺唐門・獅子_H25.03.17撮影
西本願寺唐門・獅子 H25.03.17撮影

体をばねの様にくねらせる獅子。今にもここから飛び出してきそうだ。

西本願寺唐門・獅子 H25.03.17撮影
西本願寺唐門・獅子 H25.03.17撮影

じっと正面を見据る獅子は表裏に各2体。4体で唐門を守護するかのようだ。

西本願寺唐門・獅子 H24.12.24撮影
本願寺唐門・扉の獅子 H24.12.24撮影

扉面にも獅子が浮き彫り。ブログ用の写真を加工していても日が暮れてしまいそうなので、この位に。豪華絢爛の桃山文化を地で行く西本願寺の唐門。写真のおかげで黒がベースのこのブログもいきなり艶やかにになったようだ。

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2013.06.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【門】京都の門

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