【番】知られざる物語 京都1200年の旅「歴史を彩る京の花」

カテゴリ【番】:京都の番組
~京都がテーマの番組の紹介、感想です。


BS朝日で放送されている京都の伝統文化、自然、寺社などを紹介しながら1200年の歴史をひもといて行く知的エンターテイメント番組。お茶の間にいながら京都に行った気分になれる貴重な番組。京都を思わせるようなゆったりかつ重厚なテーマ曲や升毅さんの柔らかなナレーションも魅力です。録画したDVDを見ながら眠ると幸せな気分で眠れます。そんな素敵な番組を紹介していきます。必ず再放送もあります。

悠久の都・京都に咲く花は、長きにわたり親しまれてきました。今回は、そんな「京の花」に隠された、知られざる物語をひもときます。 (番組HPより)


法金剛院の蓮_H17.08.14撮影
法金剛院の蓮 H17.08.14撮影

大田神社では境内の大田の沢に自生するカキツバタを紹介します。カキツバタは杜若とも書き、アヤメ科の植物で濃い紫の花を咲かせます。カキツバタは一つの株に3回、別の花が咲くために楽しめる期間が長いのが特徴です。藤原俊成の和歌にも「神山や大田の沢のカキツバタふかきたのみはいろにみゆらん」と、大田の地名とともに詠み込まれています。

廬山寺は紫式部邸の跡地に秀吉の命で移転してきた寺です。源氏物語にちなむ源氏庭には初夏にたくさんの桔梗が咲きほこります。源氏物語絵巻の御法(みのり)でも紫の上の死の場面には、多くの桔梗が描かれています。本尊の阿弥陀如来像の脇待は勢至菩薩、観音菩薩ですが、脇待が坐像なのは珍しいものだそうです。

詩仙堂は、家康に仕えた武人、石川丈山が開いた寺。優れた文人でもあった丈山が尊敬する中国の36人の詩人の絵と漢詩を詩仙の間に飾ったことから詩仙堂と名付けられました。山水画を凝縮したような庭は、春には深紅の皐月から淡いピンク色の京鹿子、秋には紅葉と季節毎に美しく彩られます。特に庭の濃い緑には皐月の深紅がよく引き立ち、目を見張るものがあります。また、日本庭園に欠かせない鹿威しは僧都ともいい、この詩仙堂が発祥だそうです。音があって初めて静けさが引き立つというのはうなずけます。

花園の法金剛院では蓮の花。仏教では仏は蓮の花から生まれ出たと言われる神聖な花です。平安時代に極楽浄土をイメージして作庭された庭は初夏には蓮の花が咲きます。数年前、蓮を見に法金剛院を訪れたことがありますが、それは美しいものでした。蓮の花は早朝で無いと見れないので、出会えた時の感動は大きかったですね。また、本尊の阿弥陀如来が乗る蓮の花には細かな模様が刻まれており、十一面観音坐像は碧に彩色された蓮の上に座っています。

妙心寺の塔頭、東林院は沙羅双樹の寺として知られます。釈迦の最期を見守ったことや平家物語の冒頭の有名な文句で知られる沙羅双樹ですが、この寺の沙羅双樹は本物ではなく夏椿です。インドの沙羅双樹は熱帯植物の為、日本では育ちませんが、花自体はよく似ています。夏椿の花は一日で落ちてしまい、人に世の無常を感じさせるのでしょう。東林院は花の時期だけ一般公開されますが、その時期には意匠を凝らした精進料理も味わうことが出来ます。

建仁寺塔頭の両足院の池泉回遊式庭園には半夏生(はんげしょう)という植物が植えられています。この半夏生は、花は咲かせませんが、葉が少しづつ白くなることで、夏の訪れを知らせてくれるのです。暦の上で、半夏生とは夏至から数えて11日目、7/2ころから七夕までを指し、この時期が田植えに適した時期といわれているそうです。葉が全部白くなると、また緑に戻って行く面白い植物です。

最後は、今がまさに旬の藤森神社の紫陽花。30種3500株もの紫陽花が咲く光景は、色とりどりのルビーのようでとても美しいな光景でした。

最後の猿之助さんの文字は「分身」。花見や花を愛する日本人は花に自分の分身を見ているのではないだろうかという意味だそうです。

今回は、桜以外にも沢山の花を味わうことが出来る日本に生まれたことに本当に感謝出来た1時間でした。また京都検定勉強中の身にとっては、覚えた知識を目で見て確実なものに出来ました。今年は無理ですが、来年は特に大田神社のカキツバタ、藤森神社の紫陽花を見に行きたいですね。詩仙堂の質素な山門の石段にも惹かれました。

番組HPはこちら
再放送はBS朝日 7/9 22:00~

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2013.06.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【番】京都の番組・映画

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