【季】錦市場で感じる夏

カテゴリ【季】:京都の四季
~表情豊かな都の四季を題材にして、自由気ままに記します。


これだけ暑いので錦市場でなくても夏は十分感じますが、昼食がてら京都市民の台所、錦市場を歩いてみました。

錦市場 魚力_H25.08.16撮影
錦市場魚力 H25.08.16撮影

富小路通りと柳馬場通りの中間にある魚力さん。祇園祭を別名、鱧祭というほど、京都の夏を代表する魚、鱧を景気良く売っています。鱧は生命力が強く、海から遠い京でも輸送中に死なないため、新鮮な魚を味わうことができることで昔から重宝されていました。

魚力の鱧_H25.08.16撮影
魚力の鱧 H25.08.16撮影

鱧は高級なお店で食べるイメージですが、てんぷら、照り焼き、カツなど気軽に食べられるものも沢山あります。天ぷらは1串400円。提灯に書かれた『錦魚亭』は、魚力さんが京都大丸の裏で開いている直営店です。

のと与西店_H25.08.16撮影
のと与西店 H25.08.16撮影

数軒先の反対側には、川魚の"のと与"さん。この店は錦市場に2軒、店舗があってこちらは西店。西店は2階の味彩"のとよ"で鰻を頂くことができます。今回はここで昼食を頂くのが目的でやってきました。食事の話は『京都で食べる』カテゴリに譲ります。

のと与西店の店先_H25.08.16撮影
のと与西店の川魚 H25.08.16撮影

店先に並べられた商品は、いかにも精力がつきそうで夏向きな鰻、鯉、どじょう、すっぽん、他にもあゆ、もろこ、ごり等バラエティー豊かな食材が店先を賑わせます。手前右の長い串は鰻のキモで1串450円、3串で1200円。

川政の涼風なす_H25.08.16撮影
川政の涼風なす H25.08.16撮影

富小路の角に店を構える京野菜の川政さんの店頭には京都さんの涼風なす。見た目も涼しげです。奥の辛味大根の隣には賀茂茄子が。反射的に『賀茂なすは、へたが3片に分かれ、鋭いとげを持つ田楽に適した食材』という京都検定の暗記フレーズが出てきます。

りんごを水で冷やす_H25.08.16撮影
りんごを水で冷やす H25.08.16撮影

四寅さんの店先ではとても涼しげな光景、りんごを水で冷やしています。この錦市場が開けたのは、豊富な地下水があったためでした。江戸初期に魚市場として開かれたのがそもそもの錦市場の始まりです。冷蔵庫の無い時代、錦市場では豊富に湧き出る地下水を使ってモノを冷やしていました。このお店が、まだそうかはわかりませんが、錦市場の各所で今でも地下水は活用されているそうです。

鶴屋の水まんじゅう_H25.08.16撮影
鶴屋の水まんじゅう H25.08.16撮影

こちらも水で冷やして頂く、水錦菓・水まんじゅう。京都鶴屋 鶴壽庵さんでは、こちらの錦店しか扱っていないとのこと。ちなみに鶴屋を経営する八木家は、壬生で最初に新撰組の屯所があった、あの八木家です。

高倉屋の漬け物_H25.08.16撮影
高倉屋の漬け物樽 H25.08.16撮影

夏に限りませんが、暑くて食の進まぬ時期には、漬け物とご飯で軽く済ますのもいいものです。私は専ら酒なので、店先に漬物並んだ漬け物樽を見ていたらビールが飲みたくなりました。

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2013.08.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【季】京都の四季

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