【撮・東】神奈川県鎌倉市・円覚寺

カテゴリ:【撮・東】東日本の時代劇ロケ地
~東日本の時代劇ロケ地をメジャーからマイナーまで



円覚寺三門総門側から_H25.09.29撮影
円覚寺三門総門側から H25.09.29撮影

必殺シリーズ中、数少ない関東ロケ地の一つ、鎌倉の円覚寺を訪ねました。使用された作品は1996年公開、貞永方久監督の『必殺! 主水死す』。この映画の中で、将軍家定の双子の秘密にかかわった葛飾北斎(鈴木清順)が殺される場所として円覚寺の三門が使用されました。かつて必殺シリーズファンクラブとらの会 会長の山田誠二氏の著作「必殺! 大全集」にも10/13に円覚寺ロケが行われた記載があります。この本は『必殺! 主水死す』を記録として残したもので、撮影日誌のP118-P120が円覚寺のロケの様子を記載した部分です。

円覚寺三門扁額_H25.09.29撮影
円覚寺三門扁額 H25.09.29撮影

この三門は天明5年(1875)に大用国師により再建され、現在、神奈川県の重要文化財に指定されています。正面に掲げられた『円覚興聖禅寺』の扁額は伏見上皇より下賜されたものです。楼上には、十一面観音、十二神将、十六羅漢を祀ります。夏にはこの三門を取り巻いて盆踊りが行われるとか。円覚寺の場合、三門とも山門とも書くようですが、円覚寺のHPの表記に従い、ここでは三門と記載します。

円覚寺仏殿側から_H25.09.29撮影

作品ではこの写真の通り、仏殿がある境内側から外に向かう形で撮影されました。三門の向こう側から主水が歩いてくると、三門の横木に座った北斎が酒を飲みながら、自分の絵に勝手に手を加えられたことを憤っているというシーンです。三門下層部分を右から左にカメラが移動すると、柱の陰になっていた北斎の姿が見えてきます。

円覚寺仏殿側から_H25.09.29撮影
円覚寺仏殿側から H25.09.29撮影

北斎は白丸の辺りに腰掛けていました。泥酔して愚痴る北斎に主水は娘のお栄を呼んでくるからとその場を後にします。

円覚寺三門楼上へ上がる階段_H25.09.29撮影
三門楼上へ上がる階段 H25.09.29撮影

三門真横からの撮影に画面が変わると、二人の様子を楼上に上がる階段から、鳥追いの姿をした別式女が伺っています。あとは予想通り、主水がお栄と戻ってくると北斎は、柱にもたれて亡くなっているという展開です。その後、北斎の死んだ場所に、とっくりに挿した花が供えられ、主水が厳しい顔でその花を眺めるシーン、今回、主水の最後の敵となる権の四郎が、その花を手折るシーンなど印象的な場面に円覚寺三門が使用されています。

円覚寺三門総門側階段下から_H25.09.29撮影
三門・総門側階段下から_H25.09.29撮影

北斎を演じた鈴木清順さんは、言わずと知れた映画監督としても高名な方ですが、現在90歳だそうです。近年は映画は取られていないようですが、元NHKの鈴木健二さんの兄とは知りませんでした。


円覚寺:神奈川県鎌倉市山ノ内409(地図・アクセス)

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2013.10.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【撮・東】東日本の時代劇ロケ地

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