【鳥】京都三珍鳥居~京都御苑・厳島神社の唐破風鳥居

カテゴリ【【鳥】:京都の鳥居
~京都にある珍しい鳥居や特徴的な鳥居をピックアップします。


京都御苑・厳島神社_H25.06.15撮影
京都御苑・厳島神社 H25.06.15撮影

京都御苑の南に位置する厳島神社は、碧の水をたたえる九条池のほとりに建ち、小さいながらも非常に優雅な佇まいを見せています。主祭神は市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命の宗像三女神に祇園女御。元は平清盛が篤く信仰した安芸の厳島神社を兵庫に勧請して、清盛の母を合祀したものをこの地に移したと言われています。

厳島神社の唐破風鳥居_H25.06.15撮影
厳島神社の唐破風鳥居 H25.06.15撮影

本殿の前に建つ花崗岩製の鳥居は、昭和13年に重要美術品に指定されており、京都三珍鳥居の一つとして知られています。鳥居の脇には『平清盛建立』の立て札が立っていますが、室町時代後期には京都にやってきていたようで、室町幕府12代将軍足利義晴が細川高国邸へ移築し、江戸期の明和8年(1772)に九条道前が幕府の許可を得て、この地に移したものです。

笠木・島木・額束_H25.0615撮影
笠木・島木・額束 H25.0615撮影

この鳥居が珍鳥居に数えられる由縁は、写真の通り、額束の上にある笠木と島木が唐破風(からはふ)になっているからというものです。簡単に言うと、破風というのは、神社やお寺などの正面の屋根の三角形になっている部分を差し、唐破風とは、この三角形の中央が凸、両端が凹になっているものです。

九条池と拾翠亭_H25.06.15撮影
九条池と拾翠亭 H25.06.15撮影

厳島神社は、現在、京都御苑の一部ですが、元々は九条邸の一部で九条家が東京へ移った際に拾翠亭(しゅうすいてい)とともにこの地に残されました。池は東山を借景に取り入れ、茶室や句会の場として貸し出されています。

高倉橋_H25.06.15撮影
"高倉橋 H25.06.15撮影

九条池には高倉橋という擬宝珠欄干付の橋がかかっていますが、冒頭の写真と拾翠亭の写真は、高倉橋から撮影したもの。橋の上から三珍鳥居を眺めながら、しばしくつろいで見るのもいいものです。京都御苑の楽しみが一つ増えました。


京都御苑・厳島神社:京都府京都市上京区京都御苑6(地図)

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2013.10.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【鳥】京都の鳥居

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