【季】西院春日神社の春日祭~その6

カテゴリ【季】:京都の四季
~表情豊かな都の四季を題材にして、自由気ままに記します。



5回連続で、西院春日祭をお伝えしていますがもうしばらくお付き合いください。

西院環来神社_H25.10.13撮影
西院環来神社 H25.10.13撮影

小さな社の社頭の左右に大量のわらじが吊るされています。ここは境内摂社の還来(もどろき)神社で、西院の還来さんともいい、旅行の安全と無事の帰還が御利益の神社です。こちらの神社にわらじを奉納して、旅行の無事を祈願します。貞観16(874)年に淳和院が火災に遭った際、淳和天皇と正子皇后の住まう御殿が類焼をまぬがれて、無事帰還した故事によるものです。行く時、帰る時と2度奉納するそうですが、わらじの初穂料は3,000円と書かれています。少し高い気もしますが、無事帰れるのなら・・・という気もします。

梛石_H25.10.13撮影
梛石 H25.10.13撮影

還来神社の前にある梛(なぎ)石を撫でて旅行の無事を祈るそうです。後ろに映えているのは梛の神木でこの歯を身につけると災難除け、鏡の下に敷くと夫婦和合の御利益があるのだとか。

仁孝天皇の御胞衣塚_H25.10.13撮影
仁孝天皇の御胞衣塚 H25.10.13撮影

梛石の隣にあるのは仁孝天皇の御胞衣(おえな)塚。御胞衣とは、出産後に排出される胎盤を埋めた塚で、高貴な人物の塚には安産などの御利益があるそうです。とくに昔は出産は命がけでしたから、御胞衣は出産が終わった証でもあったのでしょう。

絵馬_H25.10.13撮影
絵馬 H25.10.13撮影

西院春日神社の絵馬を見つけました。ちょっと変わったデザインですが、神社のブログを見ると舞楽の「蘇利古」(そりこ)という曲の時に演者がつけるお面と紹介されていました。舞楽とは舞を伴う雅楽のことで、寺社の行事に奉納されるものです。口から何かを吐き出しているように見えますが、ひげでしょうか。このデザインをそのまま、平面にして面としてかぶる姿は少し異様な感じです。

御賜之藤_H25.10.13撮影
御賜之藤 H25.10.13撮影

社務所の前にある藤の木は大正時代に貞明皇后より、宮中の藤を賜ったもの。御所の藤壷御殿の庭にある、飛香舎の藤から接木で分けて頂いた藤だそうです。西院春日神社の祭神の一柱である天之子八根命は藤原氏の祖神でもあり、藤の花が見ごろの4月には藤花祭が行われ、藤原氏一族より藤の花が献上されます。

春日通り_H25.10.13撮影
春日通り H25.10.13撮影

神社を後にして、町を練る鉾と神輿を探しに行くことにしました。春日通りを四条通りに向かって歩いていますが、まだこの通りの人出です。

剣鉾_H25.10.13撮影
剣鉾 H25.10.13撮影

ちょうど四条通りに出た四条春日で、2本の剣鉾を運んでいる所に遭遇しました。これから五条方面に向かって春日通りを進むようです。ついて行ってみることにしました。


西院春日神社:京都市右京区西院春日町61(HP)

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2013.11.12 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【季】京都の四季

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