【撮】久御山町・流れ橋(上津屋橋)

カテゴリ:【撮】京都の時代劇ロケ地
~京都の時代劇ロケ地をメジャーからマイナーまで

一般的に云う京都とは離れるが、京都府の南、八幡市と久御山町の間を流れる木津川にかかる上津屋橋(こうづやばし)。この橋は時代劇ファンには『流れ橋』としてつとに有名である。流れ橋とは、川の増水時に橋桁を流すことで橋脚を残し、橋全体の流出を防ぐことを目的とした橋のことで、最近では2009年10月、2011年9月に台風で橋桁が流出している。また、河原という場所柄か、花火が原因と思われる火事騒ぎも2度ほど起こっている。日本最大の木橋と言われ、橋長356m、幅6m、支間5m、橋脚74基を誇る。(橋脚が一部コンクリート製)

スケールの大きさや周りに余計な物が映り込みづらいことから、過去から現在まであらゆる時代劇のロケに使用されているが、私の中で印象的なのは1981年5月8日の『新必殺仕事人』第1話『主水腹が出る』。中条きよし演じる三味線屋勇次の生い立ちの秘密を育ての親のおりくが流れ橋の橋脚の下で告白するという、今後の物語の流れを方向づける重要なシーンで使用された。勇次の実の父、藤兵衛をおりくが仕置きして、あとに残された勇次をおりくが引き取って育てたという衝撃的なストーリーを語るに、まさにふさわしい場所である。大覚寺と並び時代劇ロケ地巡りファンの聖地といっても過言ではない。八幡市側には故・藤田まこと氏 寄贈の“流れ橋の碑も存在する。

文字通り、渡るための橋として使用されることもあれば、橋脚の部分のみを使用することもある。また、渇水期は荒野のように使用して戦闘シーンも撮影でき、まさにオールマイティなロケ地。最近放送された例では、男女逆転大奥の『大奥~誕生』の第1話(2012年10月12日)で、疫病にかかった者の隔離場として橋下周辺が使用されていた。病人に施しをする有功の後ろに流れ橋が映る。その後、橋上に行列が停止し、行列の主、春日局が遠眼鏡で有功を眺めている。川が全く見られないため、真夏に撮影したものと思われる。

交通の便はあまりよくない。近鉄電京都線 久津川駅が最寄り駅で距離が約2.5km。駅から往復でタクシーを捕まえるか、車で行くのがお勧め。一度降りたら、タクシーが捕まる場所では無いので、タクシーで行く場合は必ず待ってもらった方がいい。またタクシーが入れる限界から橋までは近くには5分程歩く。寒い時期は注意が必要だ。粟生光明寺など京都駅の南側のロケ地も回るのであれば、レンタルバイクを借りて回るのも手だ。生活道路なので、流れ橋はバイクも渡ることが出来る。ただし、欄干が無いのでかなり怖い。なお八幡市側には、入浴、宿泊、食事などが出来るやわた流れ橋交流プラザ「四季彩館」という施設がある。

所在地:京都府久世郡久御山町、および、京都府八幡市上津屋里垣内(クリックで地図)

流れ橋01_H16.02.07撮影 流れ橋02_H16.02.07撮影
(H16.02.07撮影)

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2012.09.12 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【撮】京都の時代劇ロケ地

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