【歩・過】東海道五十三次踏破・鶴見~その4

カテゴリ:【歩・過】京都まで歩く(日本橋~金谷)
~2010年からスタートして現在中断中の、東海道を日本橋から京都まで歩く企画の過去分です。ここでは日本橋~金谷までを取り上げます。途中の文章もその当時に書いたものです。


まだ2/20の記事を書き続けている。今日で終われるか?前回は権太坂手前までたどり着いたところ。

15:46 横浜横須賀道路の下をくぐった辺りから坂道の傾斜がきつくなり息が切れてくる。東海道の最初の難所、権太坂の始まりである。難所と云っても、もちろん箱根に比べたらかなり軽い難所のはずだ。

権太坂は正月の箱根駅伝で有名な場所だが、私が歩いているのは駅伝で通る場所ではなく旧東海道の権太坂。権太坂の名前の由来は、江戸時代に耳の遠い老人にこの坂の名前を尋ねたところ、老人は自分の名前と勘違いして権太と答えたということから、権太坂と言う名前になった話が有名だが、wikiには“坂の改修工事を手がけた、藤田権左衛門の名から由来する。”という説もあるそうだ。“ごんざ”が“ごんた”に訛ったということか。

権太坂_H22.02.20撮影
権太坂の石碑 H22.02.20撮影

15:49 光陵高校の権太坂の石碑前。町名表示も権太坂に変わっている。池波正太郎の傑作“雲霧仁左衛門”では、この権太坂に雲霧一味がつなぎの茶店を開いている設定になっているとガイドブックには書いてある。小説は読んだことがないのだが、1995年に山崎努が演じたフジテレビの雲霧仁左衛門は傑作。鬼平とは真逆の盗賊側を描いた作品だが、犯さず殺さず盗まれて困るものからは盗らずという正統派の盗賊・霧仁左衛門を山崎努が好演。また木鼠の吉五郎の石橋蓮司、池上季実子の百化けのお千代を初めとして、脇役も全てはまっているのが見事。必殺以外で大好きな時代劇のひとつである。

ちなみに一番好きなのが第1話で、火盗改に捕らえられた因果小僧六之助を救出するために、雲霧がこともあろうに火盗改の役宅に放火し、隣家の旗本の火消し手伝いを装ってまんまと六之助を救出するシーン。しかも仁左衛門は隣家の当主に変装しているのだ。鬼平好きな方は、一度見て、逆の立場も楽しんでみるのも良いと思う。

脱線してしまったが、風景も次第に田舎っぽい風景になっていく。山奥という感じではないが家並みなども、東京近郊の地方都市のような感じになっている。

頂上辺り_H22.02.20撮影
頂上辺り H22.02.20撮影

15:35 頂上と思われる辺りに到着。下界?と言うほどでもないが麓の景色が一望できる。ここで旅のメモを書いていた単語帳が1冊終わった。何せ歩く時間が長いので、記事を書くためにメモをとるのは欠かせない。その場合、単語帳は非常に便利である。ここから多少、上りはあるものの、坂は下りになっていく。周りの地形をながめると、どうも尾根をずっと歩いているような感じだ。

16:02 境木中学校前。事前の下調べでこの辺りは非常にルートがわかりづらかった。何とか地図とガイドブックを見比べながら、地図に線を引いていたのだが実際に歩いてみると、地元の東海道の案内板がとても親切でありがたい。おかげで旧東海道を外れずに歩いていくことができる。

焼餅坂の案内板_H22.02.20撮影
焼餅坂の案内板 H22.02.20撮影

16:05 境木地蔵尊の交差点。ここから長い坂を下っていく。この坂の名は焼餅坂という。案内によると坂の途中で焼餅を売っていたためにこの名がついたらしく、別名は牡丹餅坂。左側は切り通しになっているが、それ以外の風景は大きなマンション群。焼餅坂を下りきるとまた上り坂になっていく。

品濃一里塚_H22.02.20撮影
品濃一里塚 H22.02.20撮影

16:11 品濃一里塚。ここは日本橋から九里目の一里塚で、現在も東海道の左右を挟んで東西に塚が残っており、両方の塚が残っているのは珍しいそうだ。現在は神奈川県の指定史跡になっている。案内があるのは西側の塚で東側の塚は私有地になっていて入ることが出来ない。

東戸塚駅前付近_H22.02.20撮影
東戸塚駅前付近 H22.02.20撮影

16:17 東戸塚の駅前付近。このあと待ち合わせが控えているのでどうしようかと悩むが、やはり当初の目標通り、戸塚まで歩くことにする。待ち合わせと言っても大将(注:妻のことです。私の職場の人に大将と呼ばれています。)と飲む約束をしているだけなのだが。東戸塚駅前は随分と背の高いマンションが並んでいるのが印象的。

東戸塚の梅_H22.02.20撮影
東戸塚の梅 H22.02.20撮影

駅前付近を過ぎるとそのまま田舎道を進んでいく。途中で梅がとてもきれいに咲いている。

旧東海道の案内_H22.02.20撮影
旧東海道の案内 H22.02.20撮影

16:21 品濃坂に到着。坂を下り途中からは環状2号線を歩道橋で越える。歩道橋にも旧東海道の案内がある。現在ではこの歩道橋も旧東海道になるようだ。ここでも地図上ではわからないことを教えてくれる案内板に感謝。特にこのような手作りに近い案内は、地元の方の旧東海道への愛着が感じられる。

歩道橋を越えるとまた下り坂。東京から来ると歩くのは楽だが、京都から来る旅人はここから権太坂を過ぎるまで東海道の最後の難所だったそうだ。坂が終わると川沿いの新興住宅街を歩いていく。

16:33 東戸塚駅入口交差点。ここで久々に国道1号と再会。わずか1-2時間だが、長い距離を歩いているので、何故か1号線が懐かしい。ここでは1号を横断するだけだが、数分後、国道1号に再度合流。この辺りから疲れがピークになってきて、ウォーキングが自分との戦いの様相になってきた。今回は昼食時に休んだだけできちんとした休みをとらなかったからだろう。

山崎製パン横浜第一工場_H22.02.20撮影
山崎製パン横浜第一工場 H22.02.20撮影

16:43 ヤマザキパンの大きな工場。今あるかわからないのだが、自分の地元にもヤマザキパンの工場があったので思わず写真撮影。疲れてくると何でも懐かしい気持ちになってくる。戸塚まであと一息だ。


16:51 再度国道1号を外れて旧道へ。途中のコンビニでコーラを買って5分ほど休憩。もちろんノンカロリーのコーラ。今回のウォークはダイエットも兼ねているので、消費カロリーを無駄にしたくは無い。

レンガ造りの倉庫_H22.02.20撮影旧家_H22.02.20撮影
レンガ造りの倉庫と旧家 H22.02.20撮影

17:01 レンガ作りの倉庫?と旧家を見つける。とても街道っぽい風景だ。旧家のほうは一般のお宅のようである。

ブリジストン横浜工場_H22.02.20撮影
ブリジストン横浜工場 H22.02.20撮影

17:05 舞岡入口交差点。ここから再度1号へ合流。巨大なブリジストン工場前を歩いていくブリジストンの言う名前は、創業者の石橋正二郎が苗字の石と橋を英訳してひっくり返したと言うのは有名な話。

吉田一里塚跡の案内_H22.02.20撮影
吉田一里塚跡の案内 H22.02.20撮影

17:11 吉田一里塚跡。ここは先ほどのような史跡は残っておらず案内がたっているだけ。
案内板が2つあるが吉田一里塚とも戸塚一里塚ともいうようだ。江戸から10番目の一里塚だが、昔はここまで1日で歩いたらしい。昔の度は旅費を出来るだけ節約するために、夜明けともに歩き、日が落ちると休んでいたそうだ。自分の場合すでにここまで2泊3日かけていることになる。昔ならとんでもない道楽者とうことだ。

日立製作所ソフト工場_H22.02.20撮影
日立製作所ソフト工場 H22.02.20撮影

17:15 吉田大橋。日立のソフト工場が見える。ここで、自分の友人も何人か働いているが、出世頭は去年部長になったそうだ。出会ってから20数年あっという間だったとつい感傷的な気持ちになる。最初に就職した会社の業種の研修会で知り合った仲間だが、毎年年末に必ず忘年会を欠かさずやっている。基本的に世話好きな自分が毎年幹事を一人でやっているのだが、来月彼らと出会って20周年記念の旅行を熱海でやる予定。

戸塚駅東入口交差点_H22.02.20撮影
戸塚駅東入口交差点 H22.02.20撮影

17:20 戸塚駅東入口交差点で終了。歩数は28663歩。空は薄暗くなっている。

鶴見駅付近~戸塚駅付近 ()は日本橋からの累計。
時間:5時間2分(11時間1分)
歩行距離:20.03km(43.7km)

かかった費用
飲食代:1077円
東海道手拭:300円
交通費:1130円(桜新町~鶴見 戸塚~渋谷)
合計:2507円(6657円)

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2014.05.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【歩・過】京都まで歩く(日本橋~金谷)

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