【鳥】京都三珍鳥居~北野天満宮伴氏社の石鳥居

カテゴリ【【鳥】:京都の鳥居
~京都にある珍しい鳥居や特徴的な鳥居をピックアップします。


伴氏社_H26.02.09撮影
伴氏社(ともうじしゃ) H26.02.09撮影

以前に京都の三珍鳥居の一つ、京都御苑の厳島神社・唐破風鳥居をご紹介しましたが、今回はその続き、北野天満宮の伴氏社の石鳥居をご紹介します。伴氏社は北野天満宮の祭神である菅原道真の母・伴氏を祀る境内末社です。

東向観音寺伴氏廟_H26.06.08撮影
東向観音寺伴氏廟 H26.06.08撮影

かつては現在の伴氏社の場所に、伴氏廟として五輪塔がおかれていましたが、今では南に隣接する東向観音寺に移されています。

伴氏社_H26.02.09撮影
伴氏社 H26.02.09撮影

道真の母が、伴真成の娘であることからこの社を伴氏社とよびます。御神徳は子供の成長と学業成就を守護するということで、いかにもその才能で名を馳せた道真の母らしいものです。祠は小さいですが、子を想う暖かい母の眼差しが感じられるような気がしました。ちょうどこの時期、伴氏社の樹木が沢山の黄色い果実を付けていましたが(3枚下の写真) 、そのこともこの社が私に豊かな母性を感じさせた理由なのかもしれません。橘という方もおられますが、何の果実かはわかりません。

鳥居の台座_H26.02.09撮影
鳥居の台座(向かって右) H26.02.09撮影

鎌倉期に建てられたこの鳥居が、京都の三珍鳥居に数えられる理由は二つあります。まず一点目は、この鳥居の台座に蓮が刻まれていることです。

鳥居の台座_H26.02.09撮影
鳥居の台座(向かって左) H26.02.09撮影

蓮は仏の智慧や慈悲の象徴を表すとされるように、仏教にかかわりの深い花で、この鳥居を建造した関係者が、何らかの形で仏教に影響を受けていたことが想像できます。

額束_H26.02.09撮影
額束 H26.02.09撮影

もう一点は、上部中央の額束とよばれる部分が、島木を貫通して笠木に至っていること。なぜこうなっているのかはよくわかりませんが、案外、島木の長さが足りなかったとかそういうことだったりして・・・

平野神社の鳥居_H26.04.05撮影
平野神社の鳥居 H26.04.05撮影

ちなみに、通常の鳥居の額束はこのようになっていますね。こちらは近くの平野神社の鳥居です。以上二つの理由でこの石鳥居は京都の三珍鳥居に数えられているのです。伴氏社は北野天満宮前から交差点から100mほど参道を進んだ左側です。北野天満宮にお参りの際は、是非ご覧下下さい。
北野天満宮:京都府京都市上京区御前通今出川上る馬喰町(地図)

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2014.05.12 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【鳥】京都の鳥居

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