【祇】今年の祇園祭から復活する大船鉾

カテゴリ【祇】:祇園祭
~京の夏を彩る華やかな祇園祭の風景を、色々な目線でお届けします。


京都好き、魂は京都人と自称しつつも、仕事の関係で祇園祭の時期に京都に行ったことがありません。これではいかんと、今年は何とか休みを取って7月に京都入りする予定です。そのため今回新たに祇園祭のカテゴリを作成しました。

展示中の大船鉾_H26.02.09撮影
展示中の大船鉾 H26.02.09撮影

こちらは、今年の3月まで京都駅前のヨドバシカメラ1Fの京都市無形文化遺産展示室に展示されていた復興中の大船鉾です。全長7.4m、幅約3.3m、高さ約7.3m、懸装(けそう)品や飾り金具を除いてほぼ完成した姿です。

展示中の大船鉾_H25.06.15撮影
展示中の大船鉾 H25.06.15撮影

写っている人と比べると、大きさが分かりやすいでしょうか?こちらは昨年の6月の時点の姿で、この時は船上の部分はまだ出来ていませんでした。

展示中の大船鉾(反対側下から)_H26.02.09撮影
展示中の大船鉾(反対側下から) H26.02.09撮影

大船鉾の完成に合わせ、今年から祇園祭の山鉾巡行は前祭(7/17)と後祭(7/24)に分かれ、昭和41年までのスタイルに戻ります。大船鉾は後祭10期の最後を飾る、大トリの山鉾です。

大船鉾の車輪_H26.02.09撮影
大船鉾の車輪 H26.02.09撮影

大船鉾は応仁の乱以前から存在していましたが、応仁の乱で消失して再建、天明の大火で被災した後、幕末の蛤御門の変で焼失して休み鉾となり、四条町の会所で居祭のみが行われていました。その後、平成7(1995)年に居祭が休止して神事のみとなりましたが、平成9(1997)年)に宵山の囃子、平成18(2006)年に飾り席が復活し、復興の機運が高まりました。

大船鉾の後部_H26.02.09撮影
大船鉾の後部 H26.02.09撮影

今回の復興は、船体の木組みは、京都青年会議所が寄贈し、車輪と車軸は菊水鉾が譲ったもの。唐破風の屋根は京都ライオンズクラブが作成したもので、裾幕は京都市立芸術大学の寄贈だそうです。復興に伴い、船形の鉾は、船鉾、大船鉾と2基になります。船鉾は先祭、大船鉾は後祭になるので同時に巡行することはありません。どちらも御神体は神功皇后ですが、船鉾は朝鮮半島に出陣する船を、大船鉾は凱旋する船を表現しています。そのため御神体の神功皇后の姿も、船鉾は鎧姿、大船鉾は狩衣姿です。

展示中の大船鉾(前部)_H26.02.09撮影
大船鉾の前部 H26.02.09撮影

かつては凱旋船鉾ともよばれていたそうですが、昭和59(1984)年の伝統工芸博覧会のレプリカ展示の際、韓国大統領の上洛に合わせ、名称を大船鉾に変更したという経緯もあります。今年の巡行はまだ完全な姿で参加しないそうですが、近況はこちらのブログで報告されています。

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2014.05.23 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【祇】祇園祭

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