【動】龍の伽藍~萬福寺その1

カテゴリ:【動】京都の動物~京都の街の動かない動物たち、つまりオブジェとしての動物を取り上げます。


ミニブログコーナー:京都検定の申し込みを済ませました。昨年3級に合格したので、今年の検定は2級を受験します。今回、2級のテーマ問題は京の料理です。食には疎い方なので、この分野はちょっと自信がないです。試験日は12/14、神田の明治大学で受験します。
京阪の車内広告_H26.06.07撮影
京阪の車内広告 H26.06.07撮影

萬福寺全体がが龍の形をしていると知ったのは、この京阪の車内広告からでした。おけいはんネットのあの日に帰りたいシリーズ12の車内広告です。京阪はよく利用しますが、時折、ぐっとくるコピーがあります。そんなことがあり、祇園祭の先祭・宵々山の日の日中に萬福寺を訪れました。京阪線を使って行きたかったのですが、スタートが京都駅だったので、JR奈良線を利用して黄檗駅まで。京阪線は京都駅に接続していないのがいつもながらに残念です。

萬福寺・総門_H26.07.15撮影
総門 H26.07.15撮影

多少違和感があるのは、この門が中国風のため。中央が高く、左右が低くなっているのが中国風です。開山が明から招かれた隠元隆琦のため、この寺は全てが中国風になっています。この総門は1661(寛文元)年の建立。

三門の摩伽羅 H26.12.05撮影
三門の摩伽羅 H26.12.05撮影(写真差し替え)

"京都の動物"カテゴリの記事なので、どうしても4体の三門の屋根のシャチホコが気になりますが、これは摩伽羅(まから)というインド神話に登場する怪魚で、ヒレの代わりに足が生えているそうです。東南アジアでは仏教寺院の入口などで見られます。萬福寺の大雄寶殿や開山堂でも見ることが出来ます。

竜目井_H26.07.15撮影
竜目井(三門を背に左) H26.07.15撮影

龍の話に戻りましょう。三門の前に道路を挟んで二つある井戸を竜目井(りゅうもくせい)といい、これが龍の二つの目を表しています。二つの井戸の間隔は50m位でしょうか。隠元隆琦が1661(寛文元)年に掘らせたと言われています。説明によると"萬福寺を龍に譬(たと)え、これを龍目となし、天下は龍衆、善知識が挙(こぞ)って比庵に集らんことを念願されたもの。

竜目井(三門を背に右) H26.12.05撮影
竜目井(三門を背に右) H26.12.05撮影(写真追加)

禅師曰く「山に宗あり、水に源あり、龍に目あり、古に耀(かがや)き今に騰(あが)る」" また、臨済禅・黄檗禅の公式サイトには"周辺の小川は口を、松はひげをあらわしています。"とあります。さらに門前の普茶料理の白雲庵のHPでは、総門が口とありました。

石條(石畳)_H26.07.15撮影
石條(石畳) H26.07.15撮影

総門から参拝者を中へ誘うのは石條です。この気持ち良いほど、真っすぐと整然と並ぶ白い石は、龍のうろこを表現しています。龍の背に乗りながら三門へ向かうのです。この石條は三門に向かうまで2回直角に曲がります。萬福寺の龍は、一直線では無く、くねっているののでした。
H26.12加筆・修正

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2014.11.09 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【動】京都の動物

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