【時】小田原映画祭に福本先生がご来場!~その3

カテゴリ【時】:時代劇の話
~時代劇の感想、雑感、ニュースを書いて行きます。


ミニブログコーナー:そういえば"魂京都"、ここのところずっとネタが京都じゃないことに気づきました。でもすみません、私にも色々都合が・・・。あと2.3回で京都ネタに戻りますので。
今回から、内容がオープニングイベントになりますので、写真が少なく配置が変です。あしからず。ちなみに今回、前回、前々回の小田原の写真は全てスマホで撮ってます。

オープニングアクトが終了すると、2名の鎧武者に先導されて、小田原映画祭・実行委員長の阿藤快さん、"太秦ライムライト"からは福本先生、俳優の合田雅吏さん(小田原出身・小田原ふるさと大使)、脚本・プロデューサーの大野裕之さんの登場です。福本先生の紹介時には会場からひときわ大きな拍手が。私同様、福本先生を目当てに来ている観客が多いようです。

阿藤さんの開会宣言のあとトークショーが始まりました。18時を回っているので、会場が薄暗くなり、白壁で囲まれた銅門(あかがねもん)桝形は幻想的な雰囲気。トークは阿藤さんのMCで進行、早速、福本先生を中心にトークが進んでいきます。ここでもいつもの福本節はあいかわらず。"5万回斬られた男"という紹介には"5万回も斬られてません。"と、謙遜トークで返していきます。でもそこが長年、大部屋俳優をされてきた先生の魅力でもあるんですよね。

"太秦ライムライト"の主演のオファーについては、"スターさんでも当たるかわからないのに、僕は斬られ役です。製作費が集まるわけがない。"とずっと断り続けていたそうです。"最終的には家の近くまで、プロデューサーの大野さんがやってきてオファーをうけたということでした。先生はOKした後も、お客が入るのかが気になって、初めて主演の気苦労を知ったそうです。公開初日も挨拶に行くのが怖かったけれど、故郷の香住(兵庫県城崎郡香住町)から皆が祝福に来てくれたのだとか。

脚本・プロデューサーの大野さんは、実はチャップリンの高名な研究家で、今回"太秦ライムライト"で"ライムライト"という言葉を使うに当たって、チャップリン家にダメもとでオファーしたところ、"あなたが脚本書くのならいい"と言わしめたそうです。それよりも福本先生を口説くことの方が大変で、先生に会うたびに"あほなこというたらあきません"と言われたとのこと。最終的に先生の家の近くまで来たのは偶然のようにおっしゃっていましたが、多分偶然ではないと思います。

"太秦ライムライト"は、ハリウッド仕込みの監督、カメラマンが担当していて、この間NHKで放送した番組で、ハリウッドと太秦の撮影方法の違いで色々あった感じでしたが、実際はもっと衝突はあったみたいです。大野さん、はっきりはいいませんが言外にそのようなニュアンスが漂ってました。(私もその番組見ていて、松方さん、怒り出すんじゃないかとドキドキしてました。)

この映画の見どころはという質問に先生は、"見てほしいところは無い!" どれだけ謙遜するのかと思っていたら、その後、カナダのファンタジア国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞という話になり、会場からは大きな拍手が起こりました。それに対して先生は一言"恥ずかしい" もう先生、女の子みたいです。"スターさんから花束を貰ってえらい目にあった"と言ってしまうところとか、トークショーなのにマイク使うの忘れてしまうとか、悪役の時の迫力では考えられないですが、そのギャップがまた先生の魅力にもつながっているのだと思います。

最後の方で先生は、"これだけのチャンスを貰った人間はいない"とおっしゃっていました。

ライムライトの魔力 若者の登場に老人は消える
-チャップリン「ライムライト」より-

と、"太秦ライムライト"のチラシにはありますが、どんなに若者が出てきても福本先生は福本先生。消えることはありません。これからも先生の代名詞、海老反り斬られをたまにでいいので見せて下さい。大野さんの、"この映画は全ての縁の下の力持ちの映画"という言葉も、この映画を一言で表していて印象的でした。

トークの終了時には花束の贈呈がありました。会場からも花束を渡せるとのことで、着物の女性が渡してらっしゃいましたが、もしかして、福本清三ファンクラブ主催の五十嵐マヤさんでしょうか?(お顔を存じ上げないので) 今、昔のようなファンクラブなくなっちゃったみたいですが、私も昔、入ってました。今はツイッター上で活動されてます。2年くらい前でしょうか、"怒り新党"の日本三大で福本先生が取り上げられた時も、有識者としてお名前が出ていました。

開演前の会場_H27.09.22撮影
開演前の会場 H27.09.22撮影

トーク終了後は開演まで15分ほど休憩。オープニングの前にタオルケットやホカロンを配っていましたが、陽が落ちて大分たつと、私も半袖では少し肌寒くなってきました。

銅門と月_H27.09.22撮影
銅門と月 H27.09.22撮影

映画は19時前にスタート。多少肌寒くても、月が出ていたり、時折、鳥がきれいな三角形を作って飛んでいく、白壁に囲まれた会場はとても魅力的なスペースでありました。

映画の感想は以前に書きましたが、一つわかったことがあります。

ストーリーで一つだけ疑問だったのは、香美山から受け取った木刀を、さつきが撮影所に置いたままだったこと。香美山の思いが詰まった木刀をなぜ置いて東京へ行ってしまったのか、その点だけが疑問です。(人気女優になったさつきと再び木刀を交えた時「東京で何をしていた」というのはそこから?)
と書いたのですが、さつきは大事な木刀だったからこそ、神聖な撮影所の道場に置いて東京に行ったんだと気づきました。置いたままじゃなくて、道場だからこそだったんだ。大事なところを見誤ってました。

隅櫓と月_H27.09.22撮影
隅櫓と月 H27.09.22撮影

上映は20時45分頃、無事終了しました。イベントはこれで終わりです。今回、2日連続で小田原まで来ましたが、時代劇好き、福本清三ファンの私にとっては有意義で楽しい時間を過ごすことが出来ました。小田原映画祭の皆さん、素敵なイベントをありがとうございました。

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2015.10.05 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【時】時代劇の話

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