【動】見ざる聞かざる言わざるに+1"ざる"

カテゴリ:【動】京都の動物~京都の街の動かない動物たち、つまりオブジェとしての動物を取り上げます。


ミニブログコーナー:GWの休みが、突然1~5日までになりました。先斗町で飲みたいので、2日に京都に行くのは変わりませんが、また変わるかもしれないのが怖いなあ。何とか無事に仕事が週末まで進行しますように。
今回の記事は目的物が撮影禁止だったので、記事としては色々とバランスが悪いと思うのですが、是非紹介したいなと思ったので取り上げてみました。

尊勝院・粟田神社の鳥居_H28.03.02撮影
尊勝院・粟田神社の鳥居 H28.03.02撮影

今回訪問したのは、尊勝院というお寺です。地図上では粟田神社の南側になるのですが、行き方が若干わかりづらいので、写真でご説明しようと思います。まずは粟田神社の鳥居に向かって右へ進みます。

尊勝院・粟田山荘への道_H28.03.02撮影
粟田山荘への道 H28.03.02撮影

最初の左へ折れる道へ入っていきます。正面には、ホテルオークラの別邸、粟田山荘が見えます。

尊勝院・粟田山荘の脇_H28.03.02撮影
粟田山荘の脇 H28.03.02撮影

粟田山荘に突き当ったら左に折れ、あとはこのまま道なりに、粟田山荘の脇を登っていく形で進んでいきます。

尊勝院・参道から見える風景_H28.03.02撮影
参道から見える風景 H28.03.02撮影

坂は軽くきつめな感じです。ある程度上がると、眼下に見えるのは平安神宮の大鳥居です。東山を登っているのが実感できます。

尊勝院・参道から見える本堂_H28.03.02撮影
参道から見える本堂 H28.03.02撮影

普通に歩けば、粟田神社の鳥居の前から2,3分で、石段の上に尊勝院の本堂が見えてきます。

尊勝院・本堂_H28.03.02撮影
本堂 H28.03.02撮影

尊勝院は、京都市街を一望できる将軍塚を飛び地境内に持つ天台宗、青蓮院の塔頭寺院です。天台宗中興の祖、元三大師(良源)を本尊としています。建物は本堂のみですが、この本堂は豊臣秀吉による文禄の頃のものだとか。今回、"京都の動物"の"猿"でピックアップしていますが、八坂庚申堂、山之内庚申堂とともに京都三庚申の一つです。常時、人がいらっしゃらないようなので、内部見学時は予約された方が無難と思います。(予約は青蓮院へ電話しました。)

尊勝院・貼り紙_H28.03.02撮影
貼り紙 H28.03.02撮影

三猿で知られているのは"見ざる、聞かざる、言わざる"ですが、こちらではさらに加えて"思わざる"の四猿の像が祀られているのです。これは元三大師が詠んだ「見ず聞かず言わざる三つのさるよりも 思わざるこそまさるなりけれ」を像にしたもの。事務所にお声を掛けると、待っていて頂いた尼さんが本堂の一番奥、向かって左側に安置されている四猿を見せて下さいました。なんとこの猿は最澄の作とも云われているそうです。堂内は暗いので懐中電灯で照らしながら説明して頂きました。

尊勝院・新聞記事_H28.03.02撮影
新聞記事 H28.03.02撮影

写真を撮ることができないので、わざわざ事務所から持ってきてくれた、今年の産経新聞の記事の写真を利用させて頂こうと思います。

尊勝院・新聞記事_H28.03.02撮影
新聞記事 H28.03.02撮影

本堂の庚申像の厨子の前にオス4体、メス4体、合わせて8体の猿の像が祀られおり、着せられているチャンチャンコもオスメスで色や模様が異なり、(カラー画像) 乳首や股間もオスメスで違います。高さは25センチほど。ちなみに庚申信仰とは、庚申の日に人間の体の中にいる"三尸(さんし)の虫"が人の寝ている間に、その人間の罪を天帝に告げに行くので、その日は眠らずに皆が集まって過ごすことで、猿は三尸の虫を食べる庚申(青面金剛)の使いとされています。

尊勝院・新聞記事_H28.03.02撮影
オス猿(向かって右側) H28.03.02撮影
尊勝院・新聞記事_H28.03.02撮影
メス猿(向かって左側) H28.03.02撮影

面白いことにオスとメスではポーズが違います。
見ざる・・・オスは両手で目隠し、メスは片手
聞かざる・・・オスはぴったり耳をふさぎ、メスは少し離している(ふさいでいるふり?)
言わざる・・・オスは両手で口をふさぎ、メスは片手
思わざる・・・オスは片手を膝に、メスは両手で腹を押さえる

案内して頂いた尼さんによると、女性の場合は子育てなどのために、ある程度情報が必要なため、完全にシャットアウトをしていない、両手で腹を押さえているのも、腹に納めるという意味があるのではないかということでした。ある意味では、女性の強さやしたたかさを表現しているのではないでしょうか?

四猿の像は今年の干支にちなんで、年内いっぱい公開されているそうです。
尊勝院:
京都市東山区粟田口 三条坊町70(地図
075-561-2345(青蓮院)
要予約・拝観料300円


関連記事
スポンサーサイト

テーマ:京都 - ジャンル:地域情報

2016.04.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | 【動】京都の動物

«  | HOME |  »

タイムライン

リンク


京都市 ブログランキングへ

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ
にほんブログ村

都の商売人様バナー
都の商売人様運営サイト
“空想の匣”

プロフィール

SOULKYOTO

Author:SOULKYOTO
東京生まれの東京育ち、でも魂は京都人
自称・勝手に京都観光大使

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR